大西洋の西
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 500年前に地球が丸いことを信じる人はごく少数でした。
 最初に地球球体説を証明しようと実行に移したのはコロンブスでした。彼はスペインのイサベラ女王の援助を得て大西洋を西へ進み、約70日後に中央アメリカのサン・サルバドル島に到着しました。
 その後、ポルトガルのバスコ・ダ・ガマが、アフリカ南端の喜望峰を回航してインドに到着、従来の貿易ルートであったシルクロードに代わる、インド航路を開拓しました。
 世界一周を果たしたのはマゼラン一行でしたが、マゼラン自身はフィリピンのセブ島で現地の人々との戦いで戦死してしまいました。しかし、その航海により地球が丸いという事実が証明されたため、広くその名を知られることになりました。
--おわり--