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猿蟹合戦 (芥川龍之介) 6分割入力文の数= 6

民話の「さるかに合戦」は猿に親を殺されたカニが、仲間の協力を得て仇をとる物語。本作は後日談で、復讐の一般通念を痛烈批判するパロディ作品です

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  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    381
    IA00558 (2019-12-30 評価=4.00)

    親の仇を討ち果たしたかにの子達は、警官の捕縛するところとなり、ことごとく監獄に投ぜられ、主犯の蟹は死刑、共犯は終身刑の宣告を受けた
  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    378
    IA00559 (2019-12-30 評価=2.50)

    蟹の弁護に立った、雄弁の名の高い某弁護士も、裁判官の同情を乞うよりほかに、策の出ずるところを知らず、蟹に「あきらめ給え」といったそうである

  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    272
    IA00560 (2019-12-31 評価=4.00)

    蟹の猿を殺したのは私憤の結果であり、己の無知と軽卒とから猿に利益を占められたのを忌々しがっただけではないか?
  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    508
    IA00561 (2019-12-31 評価=3.00)

    蟹の仇打ちは識者から評判が悪かったが、政治家には武士道の精神と一致する、と擁護する人もいた

  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    391
    IA00562 (2019-12-31 評価=3.00)

    お伽噺しか知らない読者は、悲しい蟹の運命に同情するかもしれないが、蟹の死は当然であり、気の毒に思うのはセンティメンタリズムである
  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    309
    IA00563 (2019-12-31 評価=4.00)

    とにかく猿と戦ったが最後、蟹は必ず天下のために殺されることだけは事実である。読者の多くも蟹なんですよ