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文鳥 (夏目漱石) 28分割入力文の数= 28 <<   1  2   >>

門人の手配で飼い始めた可憐な文鳥。きれいな姿と鳴き声は昔の女性を想い出させるが…。動物との接点を通して、漱石の深い孤独と悲しみがにじむ一作

作家や目的で選ぶ

  • エッセイ
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    430
    IA01411 (2020-12-11 評価=4.00)

    機嫌のいい時はパン粉をつけた指先を籠の中に入れたりしたが、文鳥は近づかない。ある日、ひな人形の衣擦れのような音がするので行ってみると、文鳥が行水を使っていた
  • エッセイ
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    458
    IA01412 (2020-12-11 評価=4.00)

    せっかくの行水も文鳥の足と胸だけしか水が浸からない。自分は替え籠に文鳥を移し、風呂場で如露で籠の上から水をかけた。文鳥は羽根から水が落ち、眼をパチパチさせていた

  • エッセイ
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    463
    IA01413 (2020-12-12 評価=4.00)

    文鳥の世話をよく忘れてしまう。寒い夜も時々箱にしまうのを忘れることがあった。ある晩仕事が忙しく、十二時過ぎに便所に行ったついでに縁側に回ってみると――
  • エッセイ
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    289
    IA01414 (2020-12-12 評価=4.00)

    籠は箱の上から落ちて倒れていた。縁側に猫を入れまいと決心する。翌日文鳥が鳴かない事が気になって、三重吉に手紙を書きかけたが、文鳥が鳴いたので書くのをやめた

  • エッセイ
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    430
    IA01415 (2020-12-13 評価=3.00)

    翌朝、文鳥の世話をせずに出掛けた。三重吉と逢って話をして、夜遅く帰る。疲れていたので、文鳥の世話は忘れてしまった。翌朝も用事があったのでそのまま出掛ける
  • エッセイ
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    439
    IA01416 (2020-12-13 評価=5.00)

    午後三時頃帰ると、鳥籠が箱の上に出してあった…。 ※以降は、漱石が感情を抑えた筆致で描く物語の終盤部分。ここからは、ぜひ入力してください

  • エッセイ
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    339
    IA01417 (2020-12-14 評価=5.00)

    ※意外すぎる漱石の言動。本心なのでしょうか…
  • エッセイ
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    405
    IA01418 (2020-12-14 評価=5.00)

    ※文豪夏目漱石のにじむ孤独。彼の真の心持ちは、果たして、どこに…