| 幽霊滝の伝説 (小泉八雲作 田部隆次訳) 5分割 | 入力文の数= 5 |
「今日取った麻を全部あげるよ」という仲間の声に誘われて、夜の幽霊滝に向かったお勝。無事帰って来れるだろうか? 小泉八雲短編集「骨董」の一編
- IA04904 (2025-11-05 評価=3.50) NEW
女たちが麻取りの仕事の後、小屋で炉のまわりに集まって怪談に興じていた。すると一人が『今夜、幽霊滝へひとりで行く人がいれば、取った麻を全部あげるよ』と言い出した - IA04905 (2025-11-05 評価=4.00) NEW
他にも麻をあげる、という人が出てきて、安本お勝という大工の女房が行くと言い出した。その証拠に社の賽銭箱をもって来ることになり、お勝は子供を背負ったまま戸外に飛び出した - IA04906 (2025-11-06 評価=3.50) NEW
その夜は寒かったが、晴れていた。お勝は暗い悪路を急いだ。やがて滝の鈍いうなりが聞こえ、暗黒のなかにぼんやり光る長い滝と、社と賽銭箱が見えた - IA04907 (2025-11-06 評価=3.50) NEW
『おい、お勝』不意に警戒の声がしお勝は立ちすくんだ。再度声が響いたので、お勝は驚いて賽銭箱を引っさらい、麻取り場まで走り戻った。幽霊滝で名を呼ばれた話をすると、皆同情した - IA04908 (2025-11-07 評価=3.50) NEW
皆はお勝を剛胆、とほめたが……。
「幽霊滝の伝説」小泉八雲作 田部隆次訳
小泉八雲短編集「骨董」より 明治35年(1902)


