明治18-9年という文明開化の時代、少々悪癖のある神楽坂の剣術使い泉山虎之介が(赤坂)氷川の勝海舟の屋敷を訪れた。だが、虎之介は玄関でイスに座って考えこんでしまった
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【投稿】 | TypetrekJ さん (ITA03016, 性別非公開) |
【公開日】 | 2021-10-09 11:15 (修正 2024-02-15 16:11) |
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漢字 | ひらがな | カタカナ | 英字 | 数字 | 句読点・ 記号 | 合計 | |
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文字数 | 140 | 205 | 16 | 0 | 0 | 27 | 388 |
文字含有率 | 36.1% | 52.8% | 4.1% | 0% | 0% | 7% | - |
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【アンケート】
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【追加情報】
明治開化 安吾捕物その一
舞踏会殺人事件
坂口安吾
--------------------
底本:「坂口安吾全集 10」筑摩書房
1998(平成10)年11月20日初版第1刷発行
底本の親本:「小説新潮 第四巻第一一号」
1950(昭和25)年10月1日発行
初出:「小説新潮 第四巻第一一号」
1950(昭和25)年10月1日発行
※表題は底本では、「明治開化安吾捕物」となっています。
※初出時の表題は「明治開化安吾捕物 その一」です。
入力:tatsuki
校正:松永正敏
2006年4月6日作成
2016年3月31日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
--------------------
〇TypetrekJ による修正点
1 下して→下ろして、変った→変わった、今更→今さら
2 附きの→付きの、ひッこんで→ひっこんで、立ち上った→立ち上がった、代って→代わって、南洲→南州、屡々(しばしば)→しばしば
3 首ッ玉→首っ玉、頬ッペタ→ホッペタ、辻斬→辻斬り、差止め→差し止め
4 ちょッと→ちょっと
5 と云った→と言った、手ッとり早く→手っとり早く、先ず→まず、当る→当たる、荒される→荒らされる
6 ひッくるめて→ひっくるめて、言った→いった、当って→当たって、同う→同じう、荒す→荒らす
7 云って→言って、起させよう→起こさせよう
8 こッち→こっち、当り前→当たり前
9 と云わない→と言わない、さッそく→さっそく、申出→申し出、ボンド→ポンド(校正ミス)、取沙汰→取り沙汰
10 娘ッ子→娘っ子、こすッて→こすって、弱身→弱み、まア→まあ、甚だ→はなはだ
11 と云って→と言って、ちょッと→ちょっと、跪ずき→跪き
12 云っ(た)→言っ(た)、一膝→ひと膝、一泡→ひと泡
13 云う→言う
14 云う→言う、一しょ→いっしょ、お手打→お手打ち、
15 いらッしゃる→いらっしゃる、木蔭→木陰
16 つたわッた→つたわった
17 と云いたい→と言いたい、駈→駆、即ち→すなわち
18 居ても→いても、のッける→のっける、さッき→さっき、落着いた→落ち着いた
19 ちょッと→ちょっと
20 見廻し→見回し、真二つ→真っ二つ、落して→落として、起した→起こした
21 そッち→そっち、おッぽりだして→おっぽりだして、起(った)→起こ(った)、幸→幸い、大そう→たいそう
22 附きの→付きの、一ッ走り→ひとっ走り、駈→駆、当って→当たって、合せた→合わせた、隣り→隣
23 おッぽりだして→おっぽりだして、駈→駆、合せて→合わせて、
24 と云って→と言って、廻して→回して、ちょッと→ちょっと、駈→駆、肩書→肩書き、係り→係、隣り→隣、生れ→生まれ
25 こりゃア→こりゃあ
26 つッかけて→つっかけて、巻タバコ→巻きタバコ、
27 居たたまれぬ→いたたまれぬ、駈→駆、起り→起こり、まア→まあ
28 ちょッと→ちょっと、駈→駆、なア→なあ
29 ぶッと→ぶっと、結構々々→結構結構、一しょ→いっしょ、なア→なあ
30 少い→少ない、捩じ→ねじ、分る→分かる、なア→なあ
31 来った→来たった、曰く→いわく、なア→なあ
32 横ッとび→横っとび、於ける→おける、近ぺん→近辺
33 こッち→こっち、つゝ→つつ、通りかゝって→通りかかって、いゝえ→いいえ、合した→合わした、起った→起こった
34 ちょッと→ちょっと、そゝがれて→そそがれて、かゝえる→かかえる
35 じゃア→じゃあ、なア→なあ
36 変った→変わった、気附かなかった→気付かなかった、かッこむ→かっこむ、仰有(ルビ=おっしゃ)った→おっしゃった
37 なア→なあ、仰有(って)→おっしゃ(って)、分り→分かり
38 ですッて→ですって、いゝわ→いいわ、なア→なあ、大そう→たいそう
39 云いきる→言いきる、仰有(って)→おっしゃ(って)、申上げ→申し上げ、なア→なあ、
40 かッこんで→かっこんで、いらッしゃい→いらっしゃい、いゝえ→いいえ、一々→いちいち、大そう→たいそう、茶漬→茶漬け、変った→変わった、召上(って)→召し上が(って)、蒲焼→蒲焼き、梅干→梅干し、六ツ七ツ→六つ七つ、古漬→古漬け、取寄せ→取り寄せ
41 居たたまらぬ→いたたまらぬ、みッともない→みっともない、梅干→梅干し、焼物→焼き物、六ツ→六つ、終って→終わって、後姿→後ろ姿、見ちゃア→見ちゃあ、なア→なあ、ちょッと→ちょっと、らア→らあ、お先きに→お先に
42 ちょッと→ちょっと、あすこッて→あすこって、ところッて→ところって、きゝただして→ききただして、ヤだなア→やだなあ、しちゃア→しちゃあ、なア→なあ、たア→たあ、こいつア→こいつあ、大そう→たいそう、智慧→知恵
43 そッち→そっち、駈→駆、終って→終わって、なア→なあ
44 居た者→いた者、来った→来たった
45 だッけ→だっけ、又→また、終る→終わる、チヨット→チョット、だアな→だあな
46 悪がしこくッて→悪がしこくって、止らない→止まらない、大そう→たいそう、仕でかした→しでかした
47 忘れちゃア→忘れちゃあ、だなア→だなあ、だアな→だあな、じゃア→じゃあ、いりゃア→いりゃあ、殆んど→殆ど、変ってらアな→変わってらあな、交して→交わして、なくッて→なくって
48 如し→ごとし、廻り→回り、そッち→そっち、殆んど→殆ど、変って→変わって、交し→交わし、捕える→捕らえる
49 なすッた→なすった、駈→駆、どうしたエ→どうしたえ、性来→生来、至って→いたって、ティネイ→テイネイ、果して→果たして、晏吾→安吾(特に難変換のため変更)
50 殆ど→ほとんど、午ごろ→昼ごろ、玄海灘→玄界灘、ヤ→や
(2/63 に続く)
明治開化 安吾捕物その一
舞踏会殺人事件
坂口安吾
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底本:「坂口安吾全集 10」筑摩書房
1998(平成10)年11月20日初版第1刷発行
底本の親本:「小説新潮 第四巻第一一号」
1950(昭和25)年10月1日発行
初出:「小説新潮 第四巻第一一号」
1950(昭和25)年10月1日発行
※表題は底本では、「明治開化安吾捕物」となっています。
※初出時の表題は「明治開化安吾捕物 その一」です。
入力:tatsuki
校正:松永正敏
2006年4月6日作成
2016年3月31日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
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〇TypetrekJ による修正点
1 下して→下ろして、変った→変わった、今更→今さら
2 附きの→付きの、ひッこんで→ひっこんで、立ち上った→立ち上がった、代って→代わって、南洲→南州、屡々(しばしば)→しばしば
3 首ッ玉→首っ玉、頬ッペタ→ホッペタ、辻斬→辻斬り、差止め→差し止め
4 ちょッと→ちょっと
5 と云った→と言った、手ッとり早く→手っとり早く、先ず→まず、当る→当たる、荒される→荒らされる
6 ひッくるめて→ひっくるめて、言った→いった、当って→当たって、同う→同じう、荒す→荒らす
7 云って→言って、起させよう→起こさせよう
8 こッち→こっち、当り前→当たり前
9 と云わない→と言わない、さッそく→さっそく、申出→申し出、ボンド→ポンド(校正ミス)、取沙汰→取り沙汰
10 娘ッ子→娘っ子、こすッて→こすって、弱身→弱み、まア→まあ、甚だ→はなはだ
11 と云って→と言って、ちょッと→ちょっと、跪ずき→跪き
12 云っ(た)→言っ(た)、一膝→ひと膝、一泡→ひと泡
13 云う→言う
14 云う→言う、一しょ→いっしょ、お手打→お手打ち、
15 いらッしゃる→いらっしゃる、木蔭→木陰
16 つたわッた→つたわった
17 と云いたい→と言いたい、駈→駆、即ち→すなわち
18 居ても→いても、のッける→のっける、さッき→さっき、落着いた→落ち着いた
19 ちょッと→ちょっと
20 見廻し→見回し、真二つ→真っ二つ、落して→落として、起した→起こした
21 そッち→そっち、おッぽりだして→おっぽりだして、起(った)→起こ(った)、幸→幸い、大そう→たいそう
22 附きの→付きの、一ッ走り→ひとっ走り、駈→駆、当って→当たって、合せた→合わせた、隣り→隣
23 おッぽりだして→おっぽりだして、駈→駆、合せて→合わせて、
24 と云って→と言って、廻して→回して、ちょッと→ちょっと、駈→駆、肩書→肩書き、係り→係、隣り→隣、生れ→生まれ
25 こりゃア→こりゃあ
26 つッかけて→つっかけて、巻タバコ→巻きタバコ、
27 居たたまれぬ→いたたまれぬ、駈→駆、起り→起こり、まア→まあ
28 ちょッと→ちょっと、駈→駆、なア→なあ
29 ぶッと→ぶっと、結構々々→結構結構、一しょ→いっしょ、なア→なあ
30 少い→少ない、捩じ→ねじ、分る→分かる、なア→なあ
31 来った→来たった、曰く→いわく、なア→なあ
32 横ッとび→横っとび、於ける→おける、近ぺん→近辺
33 こッち→こっち、つゝ→つつ、通りかゝって→通りかかって、いゝえ→いいえ、合した→合わした、起った→起こった
34 ちょッと→ちょっと、そゝがれて→そそがれて、かゝえる→かかえる
35 じゃア→じゃあ、なア→なあ
36 変った→変わった、気附かなかった→気付かなかった、かッこむ→かっこむ、仰有(ルビ=おっしゃ)った→おっしゃった
37 なア→なあ、仰有(って)→おっしゃ(って)、分り→分かり
38 ですッて→ですって、いゝわ→いいわ、なア→なあ、大そう→たいそう
39 云いきる→言いきる、仰有(って)→おっしゃ(って)、申上げ→申し上げ、なア→なあ、
40 かッこんで→かっこんで、いらッしゃい→いらっしゃい、いゝえ→いいえ、一々→いちいち、大そう→たいそう、茶漬→茶漬け、変った→変わった、召上(って)→召し上が(って)、蒲焼→蒲焼き、梅干→梅干し、六ツ七ツ→六つ七つ、古漬→古漬け、取寄せ→取り寄せ
41 居たたまらぬ→いたたまらぬ、みッともない→みっともない、梅干→梅干し、焼物→焼き物、六ツ→六つ、終って→終わって、後姿→後ろ姿、見ちゃア→見ちゃあ、なア→なあ、ちょッと→ちょっと、らア→らあ、お先きに→お先に
42 ちょッと→ちょっと、あすこッて→あすこって、ところッて→ところって、きゝただして→ききただして、ヤだなア→やだなあ、しちゃア→しちゃあ、なア→なあ、たア→たあ、こいつア→こいつあ、大そう→たいそう、智慧→知恵
43 そッち→そっち、駈→駆、終って→終わって、なア→なあ
44 居た者→いた者、来った→来たった
45 だッけ→だっけ、又→また、終る→終わる、チヨット→チョット、だアな→だあな
46 悪がしこくッて→悪がしこくって、止らない→止まらない、大そう→たいそう、仕でかした→しでかした
47 忘れちゃア→忘れちゃあ、だなア→だなあ、だアな→だあな、じゃア→じゃあ、いりゃア→いりゃあ、殆んど→殆ど、変ってらアな→変わってらあな、交して→交わして、なくッて→なくって
48 如し→ごとし、廻り→回り、そッち→そっち、殆んど→殆ど、変って→変わって、交し→交わし、捕える→捕らえる
49 なすッた→なすった、駈→駆、どうしたエ→どうしたえ、性来→生来、至って→いたって、ティネイ→テイネイ、果して→果たして、晏吾→安吾(特に難変換のため変更)
50 殆ど→ほとんど、午ごろ→昼ごろ、玄海灘→玄界灘、ヤ→や
(2/63 に続く)