『馬の国』では知性を持つ高潔な馬が支配し、低劣な人間達が家畜として扱われている馬の国が描かれます。ガリバー旅行記の中でも評価の高い一篇です
- IA01177 (2020-10-08 評価=3.00)
私は、主人を訪ねて来るフウイヌムとも知り合いになりました。私は質問に答えるだけですが、彼等の話には無駄がなく、簡単で明瞭で、礼儀正しく堅苦しくありません - IA01178 (2020-10-08 評価=3.00)
彼等は友情、慈善、秩序、経済の話をします。私はこの国の住民たちの力と美と速さに感心し、尊敬するようになりました。人間は理性が悪い事に使われ恥ずかしくなりました - IA01179 (2020-10-09 評価=3.00)
■4 ヤフー君、お大事に■ 私の主人が四年ごとに開かれる代表者会議に出席し、ヤフーの議論をしたそうです。一人の議員が「ヤフーは不潔で悪く、元々この国にいた訳ではない… - IA01180 (2020-10-09 評価=3.00)
ヤフーも少しは役に立つようになったものの、殺して驢馬を使った方がよいのではないか」と主張しました。そこで、私の主人が不思議なヤフーを一匹持っている事を話しました - IA01181 (2020-10-09 評価=3.00)
主人は私が洋服を着て言葉を話す事を説明し、可哀そうだからヤフーは殺さず、子供が増えないようにするべきと主張しました。しかし、結局私は国から出ていく事になりました - IA01182 (2020-10-09 評価=3.00)
私が他のヤフーの仲間になると危険なので、結局泳いで国へ帰らせた方がいいと決まったそうです。主人は私に召し使いに手伝わせるから、船を作ってはどうか、と提案しました - IA01183 (2020-10-09 評価=3.00)
私が上陸した海岸から東北の島影までは24キロ位のようです。私は召し使いの月毛を助手に借り、柏の枝を切り落として六週間ほどで、丸木舟を一隻作りました - IA01185 (2020-10-09 評価=3.00)
私はヨーロッパのヤフー社会に戻らず、無人島を見つけて静かに暮らしたいと思いました。ちょうどよい島がなく航海を続け、ニューポランドの東南端に着きました - IA01186 (2020-10-09 評価=3.00)
到着して四日目に原住民に見つかって追いかけられ、舟に跳び乗って逃げました。しかし、沖で帆を見かけたので、また島に戻って岩かげに隠れました - IA01187 (2020-10-09 評価=3.00)
私は、とうとう水汲みにやってきた水夫たちに見つかってしまいました。彼等は私の服装や、私がポルトガル語ができることに驚き、たくさんの質問をしかけました - IA01188 (2020-10-09 評価=3.00)
船長は親切で、本船の綺麗な部屋へ案内してくれました。しかし、私はヤフーと暮らすのが厭で、海に飛び込もうとしている所を見つかり、船長室に閉じ込められてしまいました - IA01189 (2020-10-09 評価=3.00)
私は船長に身の上話をし、逃げない事にしました。以後航海は順調で、私はリスボン経由でイギリスに到着しました。しかし、久し振りに触れる妻子に私は気絶してしまいました