白昼夢 (江戸川乱歩) 11分割 | 入力文の数= 11 |
場末の大通りで群集に語りかける男。男はどんな犯罪を犯したのか? 強烈なインパクトで読者を圧倒する、江戸川乱歩の傑作ショートショートホラー

文字数
443

IA03090 (2022-11-08 評価=3.40)
晩春の蒸し暑い日の午後。私は場末の真っ直ぐに続いている、埃っぽい大通りを歩いていた

文字数
378

IA03091 (2022-11-10 評価=3.40)
行く手に十四五人の大人や子供が何かを囲むように立ち止まっており、喜劇を見るように一種の笑いを浮かべていた

文字数
369

IA03092 (2022-11-11 評価=3.40)
私は好奇心から群集に混じって、聴聞者の一人となった。演説者はきちんとした服装の教養のありそうな四十代の男だった

文字数
313

IA03093 (2022-11-13 評価=3.66)
男は「俺は女房を愛していた。殺す程愛していたが、女は浮気者で、いつよその男とくっつくかもしれなかった」と語った

文字数
338

IA03094 (2022-11-14 評価=3.75)
「だが、女は他の男に心を移すなという私の頼みをきかない。あなただったら、どうしますか」男は見えを切った

文字数
337

IA03095 (2022-11-15 評価=3.50)
「俺は、あの女を俺のものにしようと思った…」楽隊の太鼓の音が伴奏のように聞こえていた

文字数
354

IA03096 (2022-11-16 評価=3.50)
これ以降は、タイプ入力してお楽しみください。(ショッキングな描写が続きます)

文字数
309

IA03097 (2022-11-17 評価=3.50)
男の話に、群集の笑い声が断ち切られたようにやんだ

文字数
377

IA03098 (2022-11-18 評価=3.66)
男は薬屋の主人であった

文字数
310

IA03099 (2022-11-19 評価=4.00)
ふり返ると、群集のうしろに一人の警官が立っていた。彼もニコニコ笑いながら、男の演説を聞いていた

文字数
241

IA03100 (2022-11-20 評価=4.00)
「白昼夢(はくちゅうむ)」江戸川乱歩 作 1925年発表