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お貞の話 (小泉八雲作 田部隆次訳) 8分割入力文の数= 8

15歳のお貞は『この世で再びあえる』と婚約者に謎の言葉を残して病死した。生まれ変わりは存在するのか? 愛と死がテーマの「怪談」短編作品

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  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    333
    IA04887 (2025-10-27)

    昔、越後国新潟に長尾長生という人がいた。小さい時に父の友人の娘お貞(てい)と婚約したが、お貞は15歳の時に不治の肺病にかかった。彼女は病床に長尾に来てもらった
  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    268
    IA04888 (2025-10-28)

    『私達はまたあえると思います』とお貞は言った。長尾は死後の浄土での話かと思ったが、彼女は『私は明日葬られますが、この世であなたと再びあえると信じています』と言った

  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    287
    IA04889 (2025-10-28)

    彼が不思議そうにしているのを見て『私はもう一度子供に生まれかわります。大人になるまで待っていて下さい』と彼女は続けた。彼は『あなたを待つのは義務であり嬉しい事です』と言った
  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    236
    IA04890 (2025-10-30)

    『でも、しるしがなければ、他人の体に他人の名ではあなたが分かりません』と彼は言った。彼女は『それはできません。あなたがいやでなければ、私は必ず帰ります』と答え、死を迎えた

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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    329
    IA04891 (2025-10-30)

    長尾はお貞の位牌を造り毎日供物を捧げた。そして彼女が他人の体で帰ってきたら結婚すると書いた書き付けに捺印し、わきに置いた。そして彼は一人息子だったので余儀なく妻を迎えた
  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    306
    IA04892 (2025-10-31)

    だが、長い歳月の間に両親、妻、一人児が次々となくなった。彼はただ一人となって、長い旅に出た。伊香保で泊まった時、給仕の若い女を見て彼の胸はとどろいた。お貞にそっくりだった

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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    277
    IA04893 (2025-10-31)

    彼は彼女に問うた。『あなたは昔私の知っていた人によく似ている。あなたの郷里と名前を教えてください』 彼女は答えた――
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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    340
    IA04894 (2025-11-01) NEW

    さて、彼女の素性は……

    「お貞の話」小泉八雲作 田部隆次訳
     作品集「怪談」より 明治37年(1904)