大学時代にホームズが手掛けた最初の事件。友人の死んだ父親は謎の男にどういう弱みを握られていたのか? ホームズは手紙の暗号を解き事件の核心に迫る
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すると親父は、いずれ話さなくてはならない事件が起きる、と言った。その後何か書き物をしていたようだが、夕方になってハドソンは急にベドウスさんの所へ行くと言い出した - IA05172 (2026-04-16) NEW
父親が理由を尋ねると、僕が詫びなかったからだ、と言う。僕が「僕たちこそ辛抱していた」と言ったら、彼は怒って出て行ってしまった。その後の父親は毎日神経質に部屋を歩き回っていた - IA05173 (2026-04-17) NEW
「とうとう昨夕、父親は届いた手紙を読んで気が違ったようになってしまった。顔まで引きつらせて意識をなくしてしまった。もうだめかもしれない」と彼は言った。僕は手紙の内容を尋ねた - IA05174 (2026-04-17) NEW
彼は手紙にはわけの分からないことが書いてある、と答えた。そして家に着くと、博士(医者)が父親はさきほど亡くなった、タンスのひきだしに書類があるという遺言を預かったと言った - IA05175 (2026-04-19) NEW
私(ホームズ)は、彼の拳闘家、旅行家、金採掘者としての過去とハドソンとの関わりを考えた。きっと彼に過去の犯罪的秘密を密告するなどと脅迫されてショック死したのだろうと思った - IA05177 (2026-04-20) NEW
私もこの手紙の意味のなさそうな文面に触れて、少々まごついたが、文字のつながりに第二の意味が隠されているように思えた。また手紙の送り主もベドウスだろうと察せられた - IA05178 (2026-04-20) NEW
そこで字のつながりを二つおきに読んでみると「計画はなされたり。ハドソンは予告せり。逃亡せられよ」となり、トレヴォ氏を追いつめた理由が分かる。その他の単語に意味はないんだ - IA05179 (2026-04-21) NEW
この手紙は本来の文章に、適当な言葉を、あいた所へ二字ずつあてはめたものだ、と私は言った。彼は納得してハドソンが知っていた、父親とベドウスの秘密を知りたい、と言った - IA05180 (2026-04-21) NEW
そして、彼は父親が箪笥に隠していた陳述書を発見した。ワトソン君、これがその書類なんだ。――1855年10月帆船グロリア・スコット号の航海中の出来事――と書いてある - IA05181 (2026-04-22) NEW
(以下手紙の内容)私の晩年に暗雲がただよった。私はなによりお前をがっかりさせることがつらい。だが、きっとこの手紙は、本来の私が破廉恥な男でなかったことを伝えてくれるだろう - IA05182 (2026-04-22) NEW
どうか私を許し、手紙は読んだら火にくべてほしい。私は若い頃名前をジェームス・アーミテージ(J・A)といった。だから、ホームズ君がこの秘密に触れた時、私は息をつまらせたのだ - IA05183 (2026-04-23) NEW
私はロンドンの銀行に勤めていた時、使い込みをして、当時の残酷な法律により、流刑を言い渡された。23歳の私は37人の他の罪人と共にオーストラリアに送られることになった - IA05184 (2026-04-23) NEW
乗ることになったグロリア・スコット号は、古く船足ののろい500トンほどの中型船で、乗組員を含め計100人程が乗船してファルマウスから出帆した。船の私の部屋の後ろに一人の男がいた - IA05185 (2026-04-24) NEW
男は6フィート半(約2メートル)程の長身で、意気揚々としていた。彼は板の壁に穴をあけて私に話しかけ、ジャック・プレンダーガストという名前だと教えてくれた - IA05186 (2026-04-24) NEW
彼の名は、少し前にロンドンの商人に莫大な金額を奪った詐欺事件で話題となっていた。彼は奪った25万ポンド(現在の150億円以上)が、まだ手中にあると言った - IA05187 (2026-04-25) NEW
「多くの金があり、使い方を知っている人間なら、どんなことでも出来る。君は自分と、友だちの運命を握っている」そんな話しぶりで、彼は船の支配権を得る企ての存在を私に知らせてきた - IA05188 (2026-04-25) NEW
彼は12人の罪人達による企ての発起人だった。彼は牧師も仲間で、すべての水夫を買収し、二人の番兵、二等運転手のマーサーも手なずけた、と話した - IA05189 (2026-04-26) NEW
そして、ピストルを一人何挺も用意している、隣の男が信用できる奴かどうか確認してほしい、と依頼された。隣は偽書罪に問われた若いエヴァンスだった。(後に変名し金満家になった) - IA05190 (2026-04-26) NEW
彼も共謀に加わり、ヨーロッパを出ないうちに二人を除いて全員結束した。水夫は無頼漢ばかりで、偽牧師は仲間に武器を配ったので、皆ピストル2挺と弾丸をかくし持つほどだった


