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文字数
373

私(余)は学校の頃の友人津田君の下宿を久しぶりに訪問。午後六時ごろ帰ると飯を食って寝てしまい、湯にもろくろく入れないような忙しい生活を送っている、と不平を言った
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【入力文コード】 IA02049
【投稿】TypetrekJ さん (ITA03016, 性別非公開)
【公開日】2021-08-16 13:38   (修正 2023-01-25 11:54)

【文字含有率】 (※改行 は文字数には含まれません)

 漢字ひらがなカタカナ英字数字句読点・ 記号合計
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【アンケート】

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【追加情報】 

琴のそら音
夏目漱石
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底本:「夏目漱石全集2」ちくま文庫、筑摩書房
   1987(昭和62)年10月27日第1刷発行
底本の親本:「筑摩全集類聚版夏目漱石全集」筑摩書房
   1971(昭和46)年4月~1972(昭和47)年1月
入力:柴田卓治
校正:LUNA CAT
2000年8月31日公開
2004年2月26日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
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○TypetrekJ による修正点

・本作が発表された明治38年(1905年)当時のお金の価値の換算には下記のサイトを参考にしています
 日本円消費者物価計算機 https://yaruzou.net/hprice/hprice-calc.html
・本文中に使用されている「婆々(ばばあ)」という言葉は日本語変換しやすいよう「ババア」に変更しました

1 珍らしい→珍しい、廻し→回し、合せた→合わせた、碌々→ろくろく、這入らない→入らない、瘠せた→痩せた、忙がしい→忙しい、起した→起こした
2 叮嚀(ルビ=ていねい)→丁寧、吾身→我が身、不相変→あいかわらず、て見たい→てみたい、研究は愚か→研究はおろか、
3 自(ルビ=おのず)から→自ずから、心持→心持ち、一々→いちいち、薬缶(ルビ=やかん)→やかん、金盥(ルビ=かなだらい)→金だらい、伴なう→伴う、者である→ものである
4 殖(ルビ=ふ)える→増える、向う→向こう、自から→自ずから、差し支(ルビ=つかえ)→差し支え、て置いた→ておいた
5 一々→いちいち、廃(ルビ=よ)せば→よせば、廃(ルビ=よ)して→よして、振(ルビ=ふり)→振り、好加減(ルビ=いいかげん)→いい加減、入らっしゃらない→いらっしゃらない、似合し→似合わし、御菜(ルビ=おかず)→おかず、調理(ルビ=こしら)えろ→こしらえろ
6 一々→いちいち、御菜→おかず、容易く→たやすく、智識→知識、者→もの
7 情ない→情けない、数奇な→好きな、分り→分かり、梅干→梅干し、食えッ→食えっ、懸けて→かけて、厄病除(ルビ=やくびょうよけ)→疫病除け、泊って→泊まって、梅干→梅干し、利(ルビ=き)かな→きかな、功力→効力
8 心持→心持ち、成って→なって、巻煙草→巻き煙草、擲(ルビ=たた)き込む→たたき込む、婆々(ルビ=ばばあ)→ババア、二三返(ルビ=べん)→二三べん、小遣(ルビ=こづかい)→小遣い、八方塞り→八方塞がり、大(ルビ=おおい)に→大いに、辺→辺り、て置いた→ておいた
9 人撰→人選、預った→預かった、御負け→おまけ、附加(つけた)したんだ→付け足したんだ、当り→当たり、喋舌(ルビ=しゃべ)る→喋る、埓(ルビ=らち)→埒
10 遠吠→遠吠え、心持→心持ち、取越苦労→取り越し苦労、分らなく→分からなく、聯想→連想、悪(ルビ=にく)い→にくい、勢よく→勢いよく、活溌→活発、浮ばん→浮かばん、者→もの、浪々(ルビ=なみなみ)→なみなみ
11 促がす→促す、勢→勢い、鬣(ルビ=たてがみ)→たてがみ、代り→代わり、択んで→選んで、仕様(しよう)→しよう、打ち遣って置く→打ちやっておく、辺→辺り
12 威嚇(ルビ=おど)かす→脅かす、婆々(ルビ=ばばあ)→ババア、引越し→引っ越し、身代限→身代限り、捕(ルビ=つら)まって→捕(ルビ=つか)まって(ルビ修正。校正誤り?)
13 威嚇か(す)→脅か(す)、這入る→入る、心持→心持ち、気持→気持ち、咳嗽→咳、卸し→おろし、浸み込んだ→しみ込んだ、分らない→分からない、透る声→通る声、
14 勢→勢い、縁喜→縁起、笑→笑い、好加減(ルビ=いいかげん)→いい加減、罹って→かかって、て置いたら→ておいたら、言い掛けて→言いかけて、可哀そう→かわいそう
15 て置く→ておく、所天(ルビ=おっと)→夫、さし懸けて→さしかけて
16 所天→夫、幸に→幸いに、受取った→受け取った、見たく→みたく
17 似合ず→似合わず、巋然(ルビ=きぜん)→き然、曰く→いわく
18 廻(ルビ=めぐ)らす→めぐらす、捌(ルビ=さば)いて→さばいて、攫(ルビ=つか)む→つかむ、者→もの、忙がしい→忙しい、祟→祟り、容子→様子
19 と云う→という、て見ると→てみると、懸り→かかり、軍(ルビ=いく)さ→戦、懐中持→懐中持ち
20 向う→向こう、染みた→じみた、窶(ルビ=やつ)れた→やつれた、と言う→という
21 物凄(ルビ=ものすご)い→もの凄い、心持→心持ち、話し→話、焼小手→焼きごて、焚(ルビ=や)かれた→焼かれた、是非共→ぜひとも、上った→上がった、て見る→てみる
22 有り得る→ありうる、聞いて見る→聞いてみる、取り卸し→取りおろし、起す→起こす、分らん→分からん、そう言う→そういう、理窟(ルビ=りくつ)→理屈、承わる→承る、呑み込んで置く→飲み込んでおく
23 と言う事→という事、上り→上がり、て見た→てみた、話し→話、懸り→かかり、誓→誓い、遠吠→遠吠え
24 惜気→惜しげ、心持→心持ち、早待った→早まった、煮染み出す→にじみ出す、砂埃(すなぼこ)り→砂埃、響→響き、冴返る→冴え返る
25 気持→気持ち、引き千切(ルビ=ちぎ)った→引きちぎった、歩行(ルビ=ある)く→歩く、合せたく→合わせたく、曲る→曲がる、長家(ルビ=ながや)→長屋、空家→空き家、つき物→つきもの
※「極楽水」は「ごくらくすい」とも読むようですが、青空文庫版では「ごくらくみず」とルビがふってあります。
26 蘇(よ)み返(がえ)る→蘇る、延して→伸ばして、ずぶ濡(ルビ=ぬれ)→ずぶ濡れ、舌打→舌打ち、真中→真ん中、立ち留って→立ち止まって、巾(ルビ=きれ)→きれ、焼場→焼き場、乳飲子(ルビ=ちのみご)→乳飲み子、互に→互いに
27 物珍らし気→物珍しげ、行手→行く手、聞え→聞こえ、生れて→生まれて、て見た→てみた、罹(ルビ=かか)(って)→かか(って)、固(ルビ=もと)より→もとより
28 (立っ)て見る→(立っ)てみる。歩行(ルビ=ある)き→歩き、這入って→入って、逼(ルビ=せま)る→迫る、と言う→という、暮して→暮らして、(死ぬ)者→(死ぬ)もの、生れて→生まれて、始めて→初めて
29 いやな者→いやなもの、分らない→分からない、搗(ルビ=つ)く→つく、浮ぶ→浮かぶ、張札→張り札、始めて→初めて
30 覘(ルビ=ねらい)→ねらい、心持→心持ち、向(ルビ=むこう)へ→向こうへ、当る→当たる、鮮(ルビ=あざや)かな→鮮やかな、透して→透かして、瓦斯灯→ガス灯
(2/57の「追加情報」に続く)