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文字数
338

文字の霊というものは、存在するのか? 古代アッシリア、ニネヴェの宮廷では、図書館の闇の中でひそひそ声がする、という噂があった
【入力文内容】 ルビなし ルビあり入力文非表示
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【アンケート評価】面白さ=4.00 難易度=4.00
(登録ユーザーによる5段階評価の平均値)
【入力文コード】 IA02712
【投稿】TypetrekJ さん (ITA03016, 性別非公開)
【公開日】2022-06-08 09:11   (修正 2023-08-21 21:40)

【文字含有率】 (※改行 は文字数には含まれません)

 漢字ひらがなカタカナ英字数字句読点・ 記号合計
文字数87 160 55 36 338 
文字含有率25.7%47.3%16.3%0%0%10.7% -

【タイピング数】(登録ユーザー平均)
入力数 (回)234 
平均入力時間 5分1秒 
平均入力速度
674 
(文字/10分)
入力スピード分布 (登録ユーザー)
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【アンケート】

面白さ (登録ユーザーの評価)
 
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難易度 (登録ユーザーの感想)
 
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【追加情報】 

文字禍
中島敦

底本:「ちくま日本文学全集 中島敦」」ちくま文庫、筑摩書房
   1992(平成4)年7月20日第1刷発行
底本の親本:「中島敦全集 第一巻」筑摩書房
   1987(昭和62)年9月
初出:「文学界」
   1942(昭和17)年2月
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。
※初出時の表題は「古譚」です。
入力:野口英司
校正:野口英司、富田倫生
1997年11月17日公開
2014年1月17日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。

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○TypetrekJ 修正点

※本作では博士が備忘録に記載する文字はカタカナになっています。カタカナ変換を利用しても入力には時間がかかりますので、ひらがなに修正して掲載しました。

1 アッシリヤ→アッシリア、共→ども
2 在る→ある、星占→星占い、俘囚共→俘囚ども
3 両河地方(ルビ=メソポタミア)→メソポタミア、埃及(ルビ=エジプト)→エジプト、紙草(ルビ=パピルス)→パピルス、過した→過ごした
4 起った→起こった、集り→集まり、有(ルビ=も)つ→もつ、生れて→生まれて、思→思い
5 仔(ルビ=こ)→子、廻(ルビ=まわ)って→回って、変った→変わった、上った→上がった、蝨(ルビ=しらみ)→虱、喰→食、巧(ルビ=たくみ)に→巧みに、一々→いちいち
6 顫(ルビ=ふる)える→ふるえる、痲痺→麻痺、損う→損なう
7 言出した→言い出した、埃及→エジプト、見做して→見なして、代り→代わり、智慧→知恵、薄被(ルビ=ヴェイル)→ヴェイル
8 紙草(ルビ=パピルス)→パピルス、埃及(ルビ=エジプト)→エジプト、晴→晴れ
9 喰い荒し→食い荒らし、噛砕(ルビ=かみくだ)き→噛み砕き、脊骨(ルビ=せぼね)→背骨、傴僂(ルビ=せむし)→せむし、異った→異なった、胼胝(ルビ=たこ)→たこ
10 見做した→見なした、アッシリヤ→アッシリア、衣裳→衣装、瞞し→だまし
11 合せ→合わせ、疑も→疑いも、一月→ひと月
12 在った→あった、問→問い、獅子狩(ルビ=がり)→獅子狩り、浮彫→浮き彫り
13 書洩らし→書き洩らし、情なさそう→情なさそう、召使い→召し使い、恐しい→恐ろしい、共→ども
14 書上げ→書き上げ、怒(ルビ=いかり)→怒り、疑→疑い、中(ルビ=あた)った→あたった、齎(ルビ=もたら)す→もたらす
15 疑→疑い、炙肉(ルビ=あぶりにく)→炙り肉、向って→向かって、舌打→舌打ち、恐しい→恐ろしい、齎し→もたらし
16 暮(ルビ=くら)した→暮らした、有(ルビ=も)って→もって、集り→集まり、起る→起こる
17 根柢(ルビ=こんてい)→根底、アッシリヤ→アッシリア、噬(ルビ=か)む→噛む
18 置く→おく、無慙(ルビ=むざん)→無残、師傅(しふ)→師父(傅は入力が難しいため、同音の類語に変更)、皮剥→皮剥ぎ、文字共→文字ども