美しい女流作家佳子のもとには、最近毎日のように、未知の崇拝者たちから、多くの手紙が送られてくるのだった
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【投稿】 | TypetrekJ さん (ITA03016, 性別非公開) |
【公開日】 | 2024-04-30 14:25 (修正 2024-05-15 09:42) |
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漢字 | ひらがな | カタカナ | 英字 | 数字 | 句読点・ 記号 | 合計 | |
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文字数 | 110 | 236 | 0 | 1 | 0 | 39 | 386 |
文字含有率 | 28.5% | 61.1% | 0% | 0.3% | 0% | 10.1% | - |
【タイピング数】(登録ユーザー平均)
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【アンケート】
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【追加情報】
人間椅子
江戸川乱歩
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底本:「江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者」光文社文庫、光文社
2004(平成16)年7月20日初版1刷発行
底本の親本:「江戸川乱歩全集 第五巻」平凡社
1931(昭和6)年7月
初出:「苦楽」プラトン社
1925(大正14)年10月
※底本では、親本を「江戸川乱歩全集 第一巻」としていますが、該当書籍を確認の上、「江戸川乱歩全集 第五巻」にあらためました。
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。
入力:砂場清隆
校正:湖山ルル
2016年1月1日作成
2016年11月12日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
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〇TypetrekJ による修正点
1 了《しま》う→しまう、此《こ》の頃《ごろ》→この頃、為→ため、坐る→座る、何《いず》れ→いずれ、先ず→まず、極《きま》り切った→決まりきった、様(な)→よう(な)、読んで見る→読んでみる
2 無躾《ぶしつけ》→不躾、了う→しまう、て見た→てみた、極る→きわまる、丈《だけ》でも→だけでも、兎も角→ともかく、見て置こう→見ておこう、取出して→取り出して、内に→うちに、持前《もちまえ》→持ち前、兎も角→ともかく、別段→べつだん
3 此→この、様な→ような、差上げます→差し上げます、御座いましょう→ございましょう、勿論《もちろん》→もちろん、若《も》し→もし、起り→起こり、思召す→おぼしめす、兎も角→ともかく、終り→終わり、御存じ→ご存じ、御手紙→お手紙、御不審《ごふしん》→ご不審、御読み→お読み、無躾→不躾、申上げます→申し上げます、立帰る→立ち帰る
4 気持→気持ち、為→ため、様な→ような、若し→もし、兎も角→ともかく、殊更《ことさら》→ことさら、悉《ことごと》く→ことごとく、起り→起こり、生れ→生まれ、持主→持ち主、二た目→ふため、又→また、初めた→始めた、面はゆく→面映ゆく
5 何れ→いずれ、極《ご》く→ごく、若し→もし、燃《もや》して→燃やして、お化《ばけ》→お化け、豊な→豊かな、此《この》世→この世、併し→しかし、其日《そのひ》→その日、暮し→暮らし、外《ほか》はない→ほかはない、又→また、生れ→生まれ、耽《ふ》けり→耽り
6 註文→注文、居りました→おりました、凭《もた》れ→もたれ、工合《ぐあい》→具合、坐り→座り、先ず→まず、様な→ような、て見ます→てみます、廻して→回して、呉《く》れて→くれて、丈け→だけ、一寸《ちょっと》→ちょっと、上(る)→上が(る)、申す様→申すよう
7 云えぬ→言えぬ、様な→ような、気持→気持ち、或《あるい》は→あるいは、註文→注文、壁間《かべ》→壁、定めし→さだめし、懸《かか》り→かかり、装飾電燈《シャンデリア》→シャンデリア、醒める→覚める、薫《かおり》→薫り、絨氈《じゅうたん》→絨毯
8 果敢《はか》ない→はかない、猶《なお》→なお、呉れた→くれた、其辺《そのあたり》→そのあたり、聞入って居ります→聞き入っております、交し→交わし、忽ち→たちまち、又→また、立帰った→立ち帰った、様に→ように、傍《かたわら》→傍ら、お上《かみ》さん→おかみさん、話声→話し声
9 呉れ→くれ、丈け→だけ、了(う)→しま(う)、居ります→おります、様な→ような、廻し→回し、或は→あるいは、度毎《たびごと》に→たびごとに、心持→心持ち、増しだ→ましだ、刺戟→刺激、様に→ように、名残《なご》り→名残(通則7付表)
10 了う→しまう、段々→だんだん、丁度→ちょうど、嘗《か》つて→かつて、肘掛→肘掛け、居りました→おりました、此→この、取寄せる→取り寄せる、註文→注文、それ丈けに→それだけに、嘗つて→かつて、我乍ら→我ながら、持出して→持ち出して、下し→下ろし、外に→ほかに、出来上った→出来上がった、日当り→日当たり
11 坐り→座り、工合→具合、態《わざ》と→わざと、若し→もし、呉れる→くれる、其外→そのほか、凭れ→もたれ、鞣革《なめしがわ》→なめし革、凡《すべ》て→すべて、様に→ように、軟《やわら》かすぎぬ→軟らかすぎぬ、上っ(た)→上がっ(た)、以《もっ》て→もって、浮んで→浮かんで
12 浮んで→浮かんで、了う→しまう、坐り→座り、と見よう→とみよう、籠《こ》めた→こめた、手離し度く→手離したく、居りま(す)→おりま(す)、肘掛椅子→肘掛け椅子、毀して→こわして、様に→ように、醗酵《はっこう》→発酵
13 極く→ごく、為→ため、坐れば→座れば、様な→ような、凭れ→もたれ、巌丈《がんじょう》→頑丈、丁度→ちょうど、分ら(ない)→分から(ない)、拵《こしら》え→こしらえ、無論→むろん、様に→ように、チェーア→チェアー
14 その外→そのほか、這入《はい》(り)→入(り)、為めに→ために、廻《めぐ》らして→めぐらして、了う→しまう、為に→ために、様な→ような、考えて見れば→考えてみれば、気持→気持ち、謂わば→言わば、肘掛椅子→肘掛け椅子、使《つかい》→使い、受取る→受け取る、居ります→おります、様に→ように、出入口→出入り口、隠れ簑《かくれみの》→隠れ蓑、暮し→暮らし、応待《おうたい》→応対
15 這入った→入った、様な→ような、廻って→回って、肘掛椅子→肘掛け椅子、居りました→おりました、分った→分かった、待合せ→待ち合わせ、御気づき→お気づき
16 様(な)→よう(な)、廻る→回る、一寸→ちょっと、丁度→ちょうど、隠家《かくれが》→隠れ家、波打際《なみうちぎわ》→波打ち際、御存じ→ご存じ、我物顔→我が物顔、跫音《あしおと》→足音、居ります→おります、代り→代わり、荒し→荒らし
17 丈け→だけ、一仕事→ひと仕事、様な→ような、居た→いた、心持→心持ち
18 一《ひと》しきり→ひとしきり、為に→ために、坐り→座り、工合→具合、廻って→回って、居りました→おりました、代り→代わり、匆々《そうそう》→そうそう、迚《とて》も→とても、洩《もら》す→もらす、跫音→足音、向う→向こう、殆ど→ほとんど、絨氈《じゅうたん》→絨毯、聞え→聞こえ
19 鞣皮→なめし皮、暖味→暖かみ、丁度→ちょうど、了って→しまって、凭れ→もたれ、其場→その場、薫《かおり》→薫り、漾《ただよ》って→ただよって、仮に→かりに、入り替り立替り→入れ代わり立ち代わり、豊な→豊かな、冷い→冷たい、下し→下ろし
20 様な→ような、代り→代わり、跫音→足音、幾つか→いくつか、柔い→柔らかい
(人間椅子 2/39 に続く)
人間椅子
江戸川乱歩
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底本:「江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者」光文社文庫、光文社
2004(平成16)年7月20日初版1刷発行
底本の親本:「江戸川乱歩全集 第五巻」平凡社
1931(昭和6)年7月
初出:「苦楽」プラトン社
1925(大正14)年10月
※底本では、親本を「江戸川乱歩全集 第一巻」としていますが、該当書籍を確認の上、「江戸川乱歩全集 第五巻」にあらためました。
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。
入力:砂場清隆
校正:湖山ルル
2016年1月1日作成
2016年11月12日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
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〇TypetrekJ による修正点
1 了《しま》う→しまう、此《こ》の頃《ごろ》→この頃、為→ため、坐る→座る、何《いず》れ→いずれ、先ず→まず、極《きま》り切った→決まりきった、様(な)→よう(な)、読んで見る→読んでみる
2 無躾《ぶしつけ》→不躾、了う→しまう、て見た→てみた、極る→きわまる、丈《だけ》でも→だけでも、兎も角→ともかく、見て置こう→見ておこう、取出して→取り出して、内に→うちに、持前《もちまえ》→持ち前、兎も角→ともかく、別段→べつだん
3 此→この、様な→ような、差上げます→差し上げます、御座いましょう→ございましょう、勿論《もちろん》→もちろん、若《も》し→もし、起り→起こり、思召す→おぼしめす、兎も角→ともかく、終り→終わり、御存じ→ご存じ、御手紙→お手紙、御不審《ごふしん》→ご不審、御読み→お読み、無躾→不躾、申上げます→申し上げます、立帰る→立ち帰る
4 気持→気持ち、為→ため、様な→ような、若し→もし、兎も角→ともかく、殊更《ことさら》→ことさら、悉《ことごと》く→ことごとく、起り→起こり、生れ→生まれ、持主→持ち主、二た目→ふため、又→また、初めた→始めた、面はゆく→面映ゆく
5 何れ→いずれ、極《ご》く→ごく、若し→もし、燃《もや》して→燃やして、お化《ばけ》→お化け、豊な→豊かな、此《この》世→この世、併し→しかし、其日《そのひ》→その日、暮し→暮らし、外《ほか》はない→ほかはない、又→また、生れ→生まれ、耽《ふ》けり→耽り
6 註文→注文、居りました→おりました、凭《もた》れ→もたれ、工合《ぐあい》→具合、坐り→座り、先ず→まず、様な→ような、て見ます→てみます、廻して→回して、呉《く》れて→くれて、丈け→だけ、一寸《ちょっと》→ちょっと、上(る)→上が(る)、申す様→申すよう
7 云えぬ→言えぬ、様な→ような、気持→気持ち、或《あるい》は→あるいは、註文→注文、壁間《かべ》→壁、定めし→さだめし、懸《かか》り→かかり、装飾電燈《シャンデリア》→シャンデリア、醒める→覚める、薫《かおり》→薫り、絨氈《じゅうたん》→絨毯
8 果敢《はか》ない→はかない、猶《なお》→なお、呉れた→くれた、其辺《そのあたり》→そのあたり、聞入って居ります→聞き入っております、交し→交わし、忽ち→たちまち、又→また、立帰った→立ち帰った、様に→ように、傍《かたわら》→傍ら、お上《かみ》さん→おかみさん、話声→話し声
9 呉れ→くれ、丈け→だけ、了(う)→しま(う)、居ります→おります、様な→ような、廻し→回し、或は→あるいは、度毎《たびごと》に→たびごとに、心持→心持ち、増しだ→ましだ、刺戟→刺激、様に→ように、名残《なご》り→名残(通則7付表)
10 了う→しまう、段々→だんだん、丁度→ちょうど、嘗《か》つて→かつて、肘掛→肘掛け、居りました→おりました、此→この、取寄せる→取り寄せる、註文→注文、それ丈けに→それだけに、嘗つて→かつて、我乍ら→我ながら、持出して→持ち出して、下し→下ろし、外に→ほかに、出来上った→出来上がった、日当り→日当たり
11 坐り→座り、工合→具合、態《わざ》と→わざと、若し→もし、呉れる→くれる、其外→そのほか、凭れ→もたれ、鞣革《なめしがわ》→なめし革、凡《すべ》て→すべて、様に→ように、軟《やわら》かすぎぬ→軟らかすぎぬ、上っ(た)→上がっ(た)、以《もっ》て→もって、浮んで→浮かんで
12 浮んで→浮かんで、了う→しまう、坐り→座り、と見よう→とみよう、籠《こ》めた→こめた、手離し度く→手離したく、居りま(す)→おりま(す)、肘掛椅子→肘掛け椅子、毀して→こわして、様に→ように、醗酵《はっこう》→発酵
13 極く→ごく、為→ため、坐れば→座れば、様な→ような、凭れ→もたれ、巌丈《がんじょう》→頑丈、丁度→ちょうど、分ら(ない)→分から(ない)、拵《こしら》え→こしらえ、無論→むろん、様に→ように、チェーア→チェアー
14 その外→そのほか、這入《はい》(り)→入(り)、為めに→ために、廻《めぐ》らして→めぐらして、了う→しまう、為に→ために、様な→ような、考えて見れば→考えてみれば、気持→気持ち、謂わば→言わば、肘掛椅子→肘掛け椅子、使《つかい》→使い、受取る→受け取る、居ります→おります、様に→ように、出入口→出入り口、隠れ簑《かくれみの》→隠れ蓑、暮し→暮らし、応待《おうたい》→応対
15 這入った→入った、様な→ような、廻って→回って、肘掛椅子→肘掛け椅子、居りました→おりました、分った→分かった、待合せ→待ち合わせ、御気づき→お気づき
16 様(な)→よう(な)、廻る→回る、一寸→ちょっと、丁度→ちょうど、隠家《かくれが》→隠れ家、波打際《なみうちぎわ》→波打ち際、御存じ→ご存じ、我物顔→我が物顔、跫音《あしおと》→足音、居ります→おります、代り→代わり、荒し→荒らし
17 丈け→だけ、一仕事→ひと仕事、様な→ような、居た→いた、心持→心持ち
18 一《ひと》しきり→ひとしきり、為に→ために、坐り→座り、工合→具合、廻って→回って、居りました→おりました、代り→代わり、匆々《そうそう》→そうそう、迚《とて》も→とても、洩《もら》す→もらす、跫音→足音、向う→向こう、殆ど→ほとんど、絨氈《じゅうたん》→絨毯、聞え→聞こえ
19 鞣皮→なめし皮、暖味→暖かみ、丁度→ちょうど、了って→しまって、凭れ→もたれ、其場→その場、薫《かおり》→薫り、漾《ただよ》って→ただよって、仮に→かりに、入り替り立替り→入れ代わり立ち代わり、豊な→豊かな、冷い→冷たい、下し→下ろし
20 様な→ような、代り→代わり、跫音→足音、幾つか→いくつか、柔い→柔らかい
(人間椅子 2/39 に続く)