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(人間椅子 2/39 より続き)
21 肩胛骨《けんこうこつ》→肩甲骨、その外→そのほか、曲り→曲がり、尾骶骨→尾てい骨、凡て→すべて、工合→具合、して見ます→してみます、或は→あるいは、匂《におい》→匂い、外に→ほかに
22 丁度→ちょうど、這入って→入って、様な→ような、廻る→回る、肘掛椅子→肘掛け椅子、居りました→おりました、殆ど→ほとんど、寧ろ→むしろ,
様に→ように、合せ→合わせ、取っては→とっては
23 身も知らぬ→見も知らぬ、其私→その私、了った→しまった、居ります→おります、鞣皮《なめしがわ》→なめし皮、拘《かかわ》らず→拘わらず、気儘《きまま》な→気ままな、豊な→豊かな、その外→そのほか
24 様な→ような、て見た→てみた、て見れば→てみれば、勿論→もちろん、恥かしい→恥ずかしい、這入って→入って、分る→分かる、僅《わずか》の→わずかの、愛慾→愛欲、想像の外《ほか》→想像のほか、様に→ように、外に→ほかに
25 無論→むろん、為に→ために、殆ど→ほとんど、暮して→暮らして、夜々《よなよな》→夜な夜な、又→また、躄→いざり、様に→ように、果し→果たし、積り→積もり
26 居りました→おりました、泊り→泊まり、又→また、随《したが》って→従って、変って→変わって、締った→締まった、様に→ように
27 その外→そのほか、了い→しまい、様な→ような、其偉大な→その偉大な、云って→言って、それ丈け→それだけ、無論→むろん、又→また、味い→味わい、欧洲→欧州、立去《たちさっ》て→立ち去って、分りません→分かりません、刺戟→刺激、暖い→暖かい
28 一突き→ひと突き、惹起《ひきおこ》す→惹き起こす、為に→ために、若し→もし、無論→むろん、又→また、起つ→立つ、素《もと》より→もとより、易々《やすやす》と→やすやすと
29 様な→ような、気持→気持ち、或は→あるいは、呉れました→くれました、嘗《か》つて→かつて、起す→起こす、その外→そのほか、起った→起こった
30 為に→ために、て見ますと→てみますと、又→また、立帰り→立ち帰り、上って→上がって、仮令《たとい》→たとい、於ては→おいては、様に→ように、暮し→暮らし
31 拘らず→拘わらず、為に→ために、て見る→てみる、兎も角→ともかく、丁度→ちょうど、凡て→すべて、持主→持ち主、仕合《しあわ》せ→幸せ、買手→買い手
32 居りました→おりました、買手→買い手、可成《かなり》→かなり、持主→持ち主、寧ろ→むしろ、在《あ》りました→ありました、震動《しんどう》→振動、嘗《な》め→なめ
33 若し→もし、丈け→だけ、而《しか》も→しかも、管々《くだくだ》しく→くだくだしく、明か→明らか、貰い度く→もらいたく、召使→召し使い、始めて→初めて、持主→持ち主
34 凡《すべ》て→すべて、了う→しまう、極く極く→ごくごく、若し→もし、幽《かすか》に→幽かに、様な→ような、呉れた→くれた、丈け→だけ、起させ→起こさせ、分らぬ→分からぬ、様に→ように
35 心遣《こころや》り→心やり、様な→ような、其まま→そのまま、丁度→ちょうど、無論→むろん、又→また、交す→交わす、御悟《おさと》り→お悟り、様に→ように、懐《なつか》しげ→懐かしげ、遂には→ついには、向って→向かって
36 御主人→ご主人、為に→ために、廻って→回って、居ります→おります、御願い→お願い、御買取り→お買い取り、御聞き→お聞き、且《か》つ→かつ、迚も→とても
37 若し→もし、了(って)→しま(って)、為に→ために、兎も角→ともかく、肘掛椅子→肘掛け椅子、無躾な→不躾な、鉢植《はちうえ》→鉢植え、已《すで》に→すでに、立上る→立ち上がる、気懸り→気がかり、半程《なかほど》→なか程、恐しい→恐ろしい、棄《す》てて→捨てて、当って→当たって
38 様な→ような、了って→しまって、て見る→てみる、仮令→たとい、附属→付属、持《もっ》て→持って、受取って→受け取って、上書→上書き、無気味→不気味(作品中両者が混在しているため「不気味」に統一)
39 様な→ような、御手紙→お手紙、為に→ために、若し→もし、無躾→不躾、御一覧→ご一覧、御批評→ご批評、此上の幸《さいわい》→この上の幸い、已に→すでに、御覧→ご覧、態《わざ》と→わざと、差上げ→差し上げ、省いて置きました→省いておきました