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著作権フリー
文字数
373

本作は方言の使用等で読解の難しい小説として有名ですが、タイピング入力ならゆっくり読み解け、理解しやすくなります。資本家と闘う労働者の物語を、ぜひお試しください
【入力文内容】 ルビなし ルビあり入力文非表示
   部分にカーソルをクリックすると単語の説明が表示されます )
【アンケート評価】面白さ=3.00 難易度=3.00
(登録ユーザーによる5段階評価の平均値)
【入力文コード】 IA04569
【投稿】TypetrekJ さん (ITA03016, 性別非公開)
【公開日】2025-03-29 18:27   (修正 2025-05-11 10:29)

【文字含有率】 (※文字含有率は 編集後保存を行うと表示されます


【タイピング数】(登録ユーザー平均)
入力数 (回)25 
平均入力時間 5分8秒 
平均入力速度
727 
(文字/10分)
入力スピード分布 (登録ユーザー)
1000字~
 
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200字以下
 
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【アンケート】

面白さ (登録ユーザーの評価)
 
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難易度 (登録ユーザーの感想)
 
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【追加情報】 

蟹工船
小林多喜二

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底本:「蟹工船・党生活者」新潮文庫、新潮社
   1953(昭和28)年6月28日発行
   1968(昭和43)年5月30日32刷改版
   1998(平成10)年1月10日89版
初出:「戦旗」
   1929(昭和4)年5月、6月号
※「樺太《からふと》」と「樺太《かばふと》」の混在は、底本通りにしました。
※複数行にかかる波括弧には、罫線素片をあてました。
入力:細見祐司
校正:富田倫生
2004年11月30日作成
2011年4月27日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
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◯TypetrekJ による修正点
・タイプ入力に適さない部分については、当方の判断で割愛しました(入力文4と5の間 932文字、入力文56と57の間 1261文字)。
・「云う」等については、人が言葉を発する等の場合には「言う」に、それ以外の場合には「いう」と変更しました。
・敬意を示す「御」については、一般に漢字で書かれるものを除き、「お」「ご」「おん」など読みに変更しました。
・「~して居る」→「~している」
・「びッくり」や「まア」など一般にひらがなで記述される言葉はひらがなに修正しました。
・長音のかわりに用いられている一文字ないし二文字のダッシュ(―)文字は長音記号(ー)一文字に変更しました。
・三文字以上のダッシュ文字(―)、三文字以上の三点リーダー(…)は入力効率化のため二文字に修正しました。
・「廻→回、附→付、然し→しかし、何処→どこ、其処→そこ、此処→ここ、一寸→ちょっと」等古い表現は修正しました。
・「分る/分れる/変る/上る/下る/下す/起る/起す/落す/聞える/止る/集る/決る/終る/当る」等は通則に従って送り仮名を付加し「分かる/分かれる/変わる/上がる/下がる/下ろす/起こる/起こす/落とす/聞こえる/止まる/集まる/決まる/終わる/当たる」等に修正しました
・ストオヴ、ストーヴは「ストーブ」に統一しました。
・方言など、特に入力しにくい単語や文について、分かりやすく校正しました。
・地名の「カムサツカ」はカムチャッカ半島を示しますが、より狭い範囲の地域を示しているようにも思われますので「カムサツカ」のままとしました。
・「不気味/無気味」が両者とも用いられていますが、内容により書き分けられているようですので、原文のままとしました。

1 背のび→背伸び、延びて→伸びて、巻煙草→巻き煙草、巾《はば》広く→幅広く、積荷→積み荷、引張られて→引っ張られて、ヴイ→ブイ、工合→具合、ムッと→むっと
2 袢天《はんてん》→半纏、無《ね》え→ねえ、急がしく→忙しく、出入→出入り
3 廻っている→回っている、何処《どこ》→どこ、一かたまり→ひとかたまり、各〻→各々《おのおの》、蔵《しま》って→しまって、隣り→隣、交って→交じって、腹ん這《ば》い→腹んばい、附近→付近、腹んばい→腹ばい、こんだ親父《おど》抱いて→こんだ親父が抱いて、室→部屋、交《ま》じって→混じって
4 手拭《てぬぐい》→手拭い、どこのア→どこのは、何んしろ→なんしろ、それア→そりゃ、何処→どこ、だんし→だし、やっているのや→やっている女や、のや、あった→女もいた

<932文字省略>

5 処→所、受持場→受け持ち場、降口→降り口、見廻わして→見回して、染った→染まった、危く→危うく
6 1/500→1/500、何処か→どこか、紙っ片《きれ》→紙っきれ、フッ飛んで→ふっ飛んで、何んでも→何でも、眼差《まなざし》→眼差し、工夫→坑夫(校正ミス?)、後→後ろ
7 又→また、何処か→どこか、安坐《あぐら》→あぐら、追払われて→追い払われて
8 然し→しかし、又→また、生れた→生まれた、菓子折→菓子折り、沖売→沖売り、笑談《じょうだん》→冗談、真中→真ん中
9 お菓子《がし》めえか→お菓子ねえか、処→所、沖売→沖売り、集った→集まった、酔払い→酔っ払い、頬《ほっ》ぺた→頬っぺた、ずウ→ずう、幾《なん》ぼ→なんぼ、危い→危ない、何んだね→何だね
10 イザ→いざ、膚→肌、何んぼ→何ぼ、頸《くび》→首、|殆《ほと》んど→殆ど、有難い→有り難い、猿又→猿股
11 辺→辺り、交って→交じって、死物狂い→死に物狂い、折鞄《おりかばん》→折り鞄、真白い→真っ白い、交じって→混じって、往き来←行き来、カムサツカ行→カムサツカ行き
12 髭《ひげ》→ひげ、一寸《ちょっと》→ちょっと、云って置く→言っておく、鞋《わらじ》→草鞋、楊子《ようじ》→楊枝
13 若し→もし、又→また、我→我が、比らべ→比べ、詰った→詰まった、罐詰→缶詰、野呂間な→ノロマな、つっ切って→突っ切って、"「それに、我カムサツカ"→それに、我カムサツカ("「"の削除。括弧非対応の修正)
14 流行り→流行、酔払った→酔っ払った、⁉(#感嘆符疑問符)→!?、合せて→合わせて、バネ仕掛→バネ仕掛け、飛んでもない→とんでもない、何んとか→何とか、殆んど→殆ど、態《ざま》→ざま
15 燈台→灯台、又→また、何処→どこ、ずウと→ずっと、海浬《かいり》→海里、円《ま》るく→円く、当る→当たる、噸《トン》→トン、光茫《こうぼう》→光芒
16 然し→しかし、ぐウ→ぐう、エレヴエター→エレベーター、船酔→船酔い、円るい→円い、山並→山並み、見る見る→みるみる、打ち当り→ぶち当たり、揺った→揺すった、素晴しい→素晴らしい、震動《しんどう》→振動
17 スクリュ→スクリュー、一またぎ→ひとまたぎ、見る見る→みるみる、オホツック海→オホーツク海、釣竿《つりざお》→釣り竿、もり上った→もり上がった、体当り→体当たり
18 ブラ下り→ぶら下がり、アプ→アップ、這いつくばって→はいつくばって
19 何んだ→何だ、工合→ぐあい、各〻→各々、追払う→追い払う、えどなみかかって→挑みかかって
20 殆《ほと》んど→殆ど、電燈→電灯、打ち当って→ぶち当たって、顫《ふる》えて→震えて、肱《ひじ》→肘、入りっ切り→入りっきり
(2/148に続く)