蟹工船 (小林多喜二) 148分割 | 入力文の数= 12 |
プロレタリア文学の金字塔「蟹工船(かにこうせん)」。極寒の海で過酷な作業を強いられる労働者たちは搾取に耐えかね、連帯することにした……
- IA04569 (2025-03-29 評価=3.00) NEW
本作は方言の使用等で読解の難しい小説として有名ですが、タイピング入力ならゆっくり読み解け、理解しやすくなります。資本家と闘う労働者の物語を、ぜひお試しください - IA04570 (2025-03-29 評価=3.00) NEW
出港まぎわの蟹工船「博光丸(はっこうまる)」。函館の街が見えるデッキでは花札の箱を別の男に見せている漁夫がいる一方、船長は将軍のような恰好で煙草を吸っていた - IA04571 (2025-03-31) NEW
雑夫(ざつふ/雑役夫)のいる船底では14-15歳の少年たちが騒いでいた。函館の貧民窟から来た少年が多いようだが秋田出身者もいる。日雇い労働者風の母親に林檎をむいてもらう少年もいる - IA04572 (2025-03-31) NEW
息子の荷物を整理したり、子供をよろしくと他の少年にキャラメルを配っている母親もいる。母親同志で子供のことを話している者もいる - IA04573 (2025-04-01) NEW
夕張炭坑で7年も坑夫をしていた男もいた。この男はこの前のガス爆発で危うく死にかけ、坑夫が怖くなってヤマを下りたのだった - IA04574 (2025-04-01) NEW
トロッコはガス爆発の圧力でふっ飛び、彼は気を失った。気付くと監督らがガスを止める壁を作っていたが、その奥に救いを求める声が聞こえた。抗議しても無視された彼は坑道から逃げた - IA04575 (2025-04-02) NEW
それを聞いた若い漁夫は「ここだってそう変わらない」と言った。また、秋田・青森・岩手から来た元百姓たちは、家でいくら働いても食えないので、口減らしのために来ていた - IA04576 (2025-04-02) NEW
彼等は金を貯めて内地に帰ろうとするが、多くの者は函館や小樽で使い過ぎてしまい、内地に帰れなくなり、安い金で重労働につく。だが彼等は結局翌年も同じことをやるのだ - IA04578 (2025-04-03) NEW
女に迫って失敗した話を笑いながらする酔った若い男もいる。季節労働者は春に仕事がなくなるとカムサツカへ出稼ぎに出た。そういう男は三年生きれたら有り難いと言っていた - IA04579 (2025-04-04) NEW
様々な地域から素朴な漁夫が集まるのは、雇う側には都合がよかった(労働組合はそれを妨害しようとした)。サロンで会社幹部、船長、監督、水上警察の署長らお偉方が酒を飲んでいた - IA04580 (2025-04-04) NEW
労働者たちの汚い寝床(糞壺)に漁業監督、船長、工場代理、雑夫長が下りてきて、監督がスピーチをはじめた。「蟹工船は国際的な事業だ。日本とロシアのどちらか偉いか、一騎打ちの戦いだ