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91 危い→危ない、何時→いつ、又→また、安坐→あぐら、ちアんと→ちゃんと、咬んで→噛んで、垂幕→垂れ幕、後→後ろ、回わし→回し、お前え→おめえ、ドッと→どっと
92 又→また、取扱った→取り扱った、一間々々→一間一間、写って→映って、目まい→めまい
93 起る→起こる、一工夫→ひと工夫、哩《マイル》→マイル、何んぞや→何ぞや、先きへ→先へ、如く→ごとく、遂に→ついに
94 処→所、安坐→あぐら、了《しま》った→しまった、鉢巻→鉢巻き、酔払った→酔っ払った、なってねかならない→なってねばならない
95 又→また、処→所、匐《は》い→はい、居ねえんだ→いねえんだ、行きゃがった→行きやがった
96 柔かい→柔らかい、円るい→円い、午《ひる》→昼、口隅→口角《こうかく》、偉張んねえ→威張んねえ、生っ臭い→生臭い、お互に→お互いに
97 口髭《くちひげ》→口ひげ、周章《あわ》て→あわて、当って→当たって、酔払って→酔っ払って
98 お蔭→お陰、酔払う→酔っ払う、浮んで→浮かんで、見たことも無えん→見たこともねえ、何んぼ→なんぼ、振仮名→ふりがな、喰え→くらえ、貼《は》らさっていた→貼られていた
99 ストーヴ→ストーブ、懐《なつか》しい→懐かしい
100 罐詰→缶詰、窺《うかが》い→うかがい、積まさっていた→積まれていた
101 豚奴《ぶため》々々→豚め豚め、折目→折り目、謀《たくら》んだ→たくらんだ
102 処→所、守っててける→守ってける、出し初めた→出し始めた、急がしく→忙しく、ストーヴ→ストーブ、電燈→電灯、しっきりなし→ひっきりなし、円るく→円く、拇指《おやゆび》→親指、人差指→人差し指、行く行くは→ゆくゆくは、大部→だいぶ、らしいな。→らしいな」(不足している閉じ括弧を追加)
103 これア→こりゃ、金持→金持ち、起した→起こした、何んしろ→なにしろ、見込→見込み、満洲→満州、危い→危ない、"やるようだど。「それでさ"→"やるようだど。それでさ」"(多すぎる開き括弧を削除)、しているそうだ。→しているそうだ」(不足している閉じ括弧を追加)
104 丁度→ちょうど、工合→ぐあい、居て→いて、危い→危ない、喰《く》らって→食らって、危い→危ない、何んとか→なんとか、跛《びっこ》に→びっこに
105 ずウッと→ずうっと、一々→いちいち、初め→はじめ
106 聞えなく→聞こえなく、飛んでもない→とんでもない、然し→しかし、代り→かわり、差支える→差し支える、船医の室→船医室、直り→治り、周施屋《しゅうせんや》→周旋屋
107 周章《あわ》て→あわて、気持→気持ち、真白い→真っ白い、赭黒《あかぐろ》く→赤黒く、キット→きっと
108 坐→座、顫《ふる》わせた→震わせた、居睡《いねむ》り→居眠り、彼奴《あいつ》→あいつ
109 坐→座、殖えて→増えて、一人々々→一人一人、危く→危うく、一かたまり→ひとかたまり、確に→確かに
110 又→また、先きに→先に、生っ臭い→生臭い、居睡り→居眠り、度《たび》に→たびに、除《と》れそう→とれそう
111 一仕事→ひと仕事、駄目々々→駄目駄目、何んとか→なんとか、しやっこい→しゃっこい、新らしい→新しい、組み合せ→組み合わせ
112 合わない→あわない、居なく→いなく、端《はず》れ→はずれ、｜碌《ろく》な→ろくな、弔詞《ちょうじ》→弔辞、船長オ？→船長？、弔詞イ→弔辞？、嘲《あざ》ける→嘲る
113 菰包《こもづつ》み→こも包み、いいか――？→いいか？、よお――し→よおーし、袢天→半纏、左様なら→さようなら、ドッたり→どったり
114 モット→もっと、足並→足並み、居り→おり
115 それア→そりゃ、時間々々→時間時間、何んだって→なんだって、手前《てめ》え→てめえ、何んだ→なんだ、お前え→おめえ、電燈→電灯、一旦→いったん
116 然し→しかし、気持→気持ち、成る程→なるほど、喰い込んで→食い込んで
117 又→また、腹這《ば》い→腹ばい
118 （図は本来縦書きのものを横書きに変更し、図中の文章をそれに合わせ分かりやすくするために修正しました）
容易く《たやすく》→たやすく、来れ→来たれ、
119 危い→危ない、皆んな→みんな、スクリュウ→スクリュー、毀《こわ》して→壊して
120 お互→お互い、反撥《はんぱつ》→反発、俺ア→俺は、性《しょ》っ骨《ぽね》→性根、彼奴《あいつ》→あいつ、モット→もっと、飛んでも→とんでも、巾広い→幅広い、啼声→鳴き声、賃銀→賃金、合わされて→あわされて
121 丁度→ちょうど、つけて置く→つけておく、容易く《たやすく》→たやすく
122 周章て→あわて、放々の態《てい》→ほうほうの体、浬→海里
123 飛んでもない→とんでもない、打(った)→撃(った)、賃銀→賃金
124 何辺も→何べんも、ウァハハハハハ→ワハハハハハ
125 仕度→支度(用語の統一)、、彼奴→きゃつ、つまりにいいだけつまって→つまりにつまって
126 お前え→おめえ、ええのア→ええのは、吋太《インチぶと》→インチ太、俺ア→おらあ、その時ア→そのときゃ、仕度→支度(用語の統一)、後に→後ろに
127 それア→そりゃ、あれア→ありゃ、締木《しめぎ》→締め木、交じって→混じって、早目に→早めに、馬鹿ア→馬鹿あ
128 眼蓋《まぶた》→まぶた、掌刀《てがたな》→手刀、まア→まあ、仮りに→仮に、金持→金持ち、ムクンだ→むくんだ、ブラ下げて→ぶら下げて
129 なア→なあ、金持→金持ち、皆んな→みんな、一夏→ひと夏、ドマついた→どまついた
130 袢天→半纏、小波《さざなみ》→さざ波、交れて→交じって、啼声→鳴き声、カヴァ→カバー、これア→こりゃ、直《す》ぐ分る→すぐ分かる
(5/148 へ続く)