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杜子春 (芥川龍之介) 16分割入力文の数= 16

昔は金持ちだった杜子春(とししゅん)。寝る所がなく困っている所に現れた、片目の老人…、唐時代の伝奇小説を下敷きに執筆された恐怖の短編小説

作家や目的で選ぶ

  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    497
    IA00286 (2019-06-09 評価=3.83)

    ■一■ 唐の都、洛陽(らくよう)でぼんやり空を仰いでいる杜子春(とししゅん)。財産をつかい尽くして寝る所もない。いっそ川へでも身を投げようか…
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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    480
    IA00287 (2019-06-09 評価=4.20)

    突然彼の前へ足を止めた、片目の老人。杜子春が正直にわけを話すと、黄金の埋まっている場所を教えてくれたのです

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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    638
    IA00288 (2019-06-09 評価=4.33)

    ■二■ 杜子春は一日で大金持ちになりました。杜子春は家を買い、それは贅沢な暮らしを始めました
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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    805
    IA00289 (2019-06-09 評価=4.20)

    杜子春は一年二年と経つ内に一文無しなってしまいました。再度洛陽の門で老人から黄金の場所を聞き、大金持ちになりましたが、また三年でなくなってしまいました

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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    580
    IA00290 (2019-06-10 評価=4.33)

    ■三■ 再度門の下で片目の老人に会いました。黄金の場所を教えようとする老人に、杜子春は「人間に愛想が尽きた」と話します
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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    518
    IA00291 (2019-06-10 評価=4.33)

    杜子春が老人に弟子になって、仙術の修行をしたいと申し出ると、老人は自分を峨眉山(がびさん)に住む仙人だと明かし、快く願いを容れてくれました

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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    467
    IA00292 (2019-06-10 評価=4.33)

    仙人は杜子春を竹杖に乗せ、勢いよく大空へ舞い上がると、峨眉山(がびさん)の方へ飛んでいきました
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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    477
    IA00293 (2019-06-10 評価=4.33)

    ■四■ 峨眉山に来ると、仙人は杜子春を絶壁の下に座らせ、魔性が現れるだろうが、戻ってくるまで決して声を出すな、と言い残して天上に行ってしまいました

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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    682
    IA00294 (2019-06-11 評価=4.33)

    岩の上から爛々と眼を光らせた虎が、後ろの絶壁からは巨大な白蛇が現れました。杜子春が黙っていると、両方が一時に杜子春に飛びかかりましたが、消え失せました
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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    695
    IA00295 (2019-06-11 評価=4.33)

    黒雲がわいて稲妻が鳴り、まっ赤な火柱が杜子春の頭へ落ちかかりました。黙っていると、身の丈三丈の大きな神将が現れ、命が惜しかったら返事をしろと迫りました

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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    551
    IA00296 (2019-06-11 評価=4.33)

    杜子春が返事をしないでいると、無数の神兵が現れおどしました。それでも黙っていると神将は三叉の戟を閃かせ、杜子春を突き殺しました
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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    590
    IA00297 (2019-06-11 評価=4.33)

    ■五■ 杜子春の魂は地獄へ下りて行きました。閻魔大王がなぜ峨眉山の上に座っていたか尋ねました。黙っていると、地獄の呵責に遇わせるぞ、とおどしました

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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    521
    IA00298 (2019-06-12 評価=4.33)

    閻魔大王は鬼どもに言いつけ、杜子春に地獄の責め苦を与えました。それでも口を利かないと、鬼どもも呆れ返りました
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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    599
    IA00299 (2019-06-12 評価=4.33)

    閻魔大王は痩せ馬にされた杜子春の父母を鬼につれて来させました。

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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    556
    IA00300 (2019-06-12 評価=4.33)

    鬼は父母を容赦なく鞭打ちました。杜子春は、はらはらと涙を落とします
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    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    706
    IA00301 (2019-06-12 評価=4.33)

    ■六■ 杜子春の父母の運命は? 杜子春は仙人になれるのか? ぜひ最後まで入力しましょう