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風の又三郎 (宮沢賢治) 77分割入力文の数= 77 <<   1  2  3  4   >>

風の強い二学期最初の日、田舎の小学校におかしな少年が転校してきた。伝説の風の神の子、又三郎か? 子供らの交流を幻想を混じえて描く児童文学の名作

作家や目的で選ぶ

  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    364
    IA00859 (2020-06-13 評価=4.00)

    先生が玄関を出て来て、呼び子でみんなを並ばせてから教室に入り、教材を机に出すよう言いました
  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    366
    IA00860 (2020-06-13 評価=4.00)

    教室に入ると、佐太郎が妹かよの鉛筆を取り上げ、「俺のだ」と返そうとしません。かよはとり返そうとしたものの、泣きだしそうになりました

  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    357
    IA00861 (2020-06-13 評価=3.00)

    かよが涙をこぼしたのを見て、三郎が自分の鉛筆を佐太郎に渡しました。佐太郎がかよに鉛筆を返したので、一郎は見ていて変な気持ちがしました
  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    353
    IA00862 (2020-06-13 評価=4.00)

    先生は各学年の生徒たちに四年生までは算数、五年生には読本(教科書を読むこと)をして、わからない字を書き出すよう指示しました

  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    385
    IA00863 (2020-06-14 評価=4.00)

    三郎はわからない字がないのか、鉛筆がないからか、一字も書き抜いていないようです
  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    378
    IA00864 (2020-06-14 評価=4.00)

    二時間目は全員で唱歌(合唱)しました。三時間目は五・六年生が数学だったので、三郎は雑記帳に小さな消し炭で運算(計算)していました

  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    366
    IA00865 (2020-06-14 評価=4.00)

    ■9月4日(日)■ 翌朝、一郎たち四人は下流で谷川を渡り、三郎のうちのほうへ上の野原に行く道をのぼって行きました
  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    399
    IA00866 (2020-06-14 評価=4.00)

    約束のわき水の近くに来ると、三郎が待っていました。三人は汗をふきながら岩から噴きだす冷たい水をすくって飲みました

  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    405
    IA00867 (2020-06-15 評価=4.00)

    歩いて行くと、上の野原の入り口に近くなりました。三郎が丘の向こうに見える川が春日明神の帯のようだ、と言いましたが、みんなは意味がよくわかりませんでした
  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    449
    IA00868 (2020-06-15 評価=4.00)

    上の野原の入り口に来ると、一郎が先に立って二匹の馬がいる所まで歩いていきました。一郎が呼びかけると、一郎のにいさんが草の中から笑って出て来ました

  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    442
    IA00869 (2020-06-15 評価=3.00)

    兄さんは馬が放牧されているから、遊ぶなら土手から出ないように、と言って戻りました。しかし、土手の所にくると嘉助が丸太の棒をおろして、中に入ってしまいました
  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    401
    IA00870 (2020-06-15 評価=4.00)

    小高い所に七匹ほど競走馬になる馬がいて、一郎たちに寄ってきて塩(汗)をなめてきました。三郎は怖くない、と言いながらも慣れていないので顔色を変えました

  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    357
    IA00871 (2020-06-16 評価=4.00)

    三郎が「みんなで競馬をやろう」と言い出し、みんなで馬を決めて追い、大きな木の所に先に着いた馬を一等にすることにしました。そして楊の枝や萱の穂で馬を軽く打ちました
  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    387
    IA00872 (2020-06-16 評価=4.00)

    一郎が両手をぴしゃんと打ち合わせてかけ声をかけると、七匹はかけ出しました。五人が馬を追って走って行くと、いつのまにか入ってきた土手の切れた所に戻っていました

  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    423
    IA00873 (2020-06-16 評価=4.00)

    一郎がまっ青になって、走って手を広げましたが、二匹が柵の外に出てしまいました。うち一匹は一郎がなんとかくつわを押さえましたが、一匹は南に走って行ってしまいました
  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    337
    IA00874 (2020-06-16 評価=5.00)

    「兄さん、馬が逃げる」と一郎が叫びました。嘉助は足がしびれて倒れてしまいましたが、その時馬のあとを追う三郎の白い帽子がちらっと見えました

  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    425
    IA00875 (2020-06-17 評価=3.00)

    しばらくして嘉助は起き上がり、三郎の通ったらしいかすかな道を歩いて行きましたが、わからなくなりました。そのうち空が暗くなり、冷たい風が吹いて来ました
  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    320
    IA00876 (2020-06-17 評価=4.00)

    かすかな道は草の中でなくなってしまいました。嘉助は一郎を力いっぱい呼びましたが返事はなく、暗い冷たい霧に取り囲まれて周囲は陰気になってきました

  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    414
    IA00877 (2020-06-17 評価=4.00)

    嘉助は引っ返しましたが、道が違っていたようで、大きな谷が現れました。また引っ返すと、馬のひずめ跡でできた小さな黒い道に出たので、ほっとしてその道を歩きました
  • 児童文学
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    397
    IA00878 (2020-06-17 評価=4.00)

    黒い道は大きな栗の木の前で幾つにも別れ、野馬の集まり場所のようでした。嘉助はまた戻りはじめましたが、時折、草穂がゆらぎ、大きな黒い岩は家にも見えました