(漱石が)早稲田に移り暇そうにしていると、(門下生の)鈴木三重吉が来て文鳥をお飼いなさいと言う。頬杖のまま適当に答えていると、今度は籠を買いなさいと言いだした
【入力文内容】 ルビなし ルビあり入力文非表示
( 部分にカーソルをクリックすると単語の説明が表示されます )
【アンケート評価】 | 面白さ=3.80 難易度=3.80 |
(登録ユーザーによる5段階評価の平均値) | |
【入力文コード】 | IA01391 |
【投稿】 | TypetrekJ さん (ITA03016, 性別非公開) |
【公開日】 | 2020-12-02 13:45 (修正 2023-01-25 12:47) |
【文字含有率】 (※改行 は文字数には含まれません)
漢字 | ひらがな | カタカナ | 英字 | 数字 | 句読点・ 記号 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
文字数 | 123 | 289 | 0 | 0 | 0 | 31 | 443 |
文字含有率 | 27.8% | 65.2% | 0% | 0% | 0% | 7% | - |
【タイピング数】(登録ユーザー平均)
|
|
【アンケート】
|
|
【追加情報】
文鳥
夏目漱石
------------------
底本:「夏目漱石全集10」ちくま文庫、筑摩書房
1988(昭和63)年7月26日第1刷発行
底本の親本:「筑摩全集類聚版夏目漱石全集」筑摩書房
1971(昭和46)年4月~1972(昭和47)年1月
入力:柴田卓治
校正:大野晋
1999年5月12日公開
2011年3月20日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
------------------
・TypetrekJ 修正点
○「云う」は人物が言葉を発する際には、云→言、伝聞などそれ以外の場合には、云→い、と修正しました
1 云(う)→言(う)、と云う返事→という返事、違→違い、代り→代わり、始めて→初めて
2 聞いて見る→聞いてみる、攫(ルビ=つか)む→つかむ、頬ぺた→頬っぺた、年寄→年寄り、三つ折(ルビ=おれ)→三つ折れ、紙入→紙入れ
3 当る→当たる、透(ルビ=すか)して→透かして、取乱して→取り乱して、暮して→暮らして
4 染(ルビ=つ)けて→つけて
5 真白→真っ白、掛る→掛かる
6 引受ける→引き受ける、一々→いちいち、受合った→受け合った、水入→水入れ
7 叮嚀→丁寧、真中→真ん中、展(ルビ=の)べて→のべて、冷(ひやや)かに→冷ややかに、心持→心持ち、穏か→穏やか、退儀→大儀、八時過→八時過ぎ、葢(ルビ=ふた)→蓋、明海(ルビ=あかるみ)→明るみ
8 真黒→真っ黒、留り木→止まり木、心持→心持ち、真中→真ん中、始めて→初めて
9 廻って→回って、叮嚀→丁寧
10 羽搏→羽ばたき、留り木→止まり木
11 向って→向かって、と云う→という、硝子越→硝子越し、撮(ルビ=つま)んで見る→つまんでみる、留り木→止まり木
12 竪横(ルビ=たてよこ)→縦横、真中→真ん中、落した→落とした、平(ルビ=なら)して→ならして、微(ルビ=かすか)な→微かな、速(ルビ=すみや)か→速やか
13 口尖→口先、惜気(ルビ=おしげ)→惜しげ、分らない→分からない、木枯→木枯らし
14 明る日→明くる日、心持→心持ち、懸け→かけ
15 昔し→昔、廻し→回し、心持→心持ち、笑→笑い、後→後ろ、(帯上については帯上、帯上げの2種類で表記されているが、原文のままとした)、水入→水入れ、苛(ルビ=いた)く→いたく、易(ルビ=か)えて→かえて
16 暮した→暮らした、と云う→という、聞えた→聞こえた、出て見る→出てみる、留り木→止まり木、絶間(ルビ=たえま)なく→絶え間なく、明る朝→明くる朝、心持→心持ち、寝巻→寝巻き、引掛(ルビ=ひっか)けて→引っ掛けて、葢(ルビ=ふた)→蓋
17 と云う→という、やって見たい→やってみたい、出て見る→出てみる、留り木→止まり木、易(ルビ=か)えず→かえず、引込(ルビ=ひっこ)んだ→引っ込んだ、始めて→初めて
18 出て見る→出てみる、易えて→かえて、引込めた→引っ込めた、抛(ルビ=ほう)り→放り
19 相変らず→相変わらず、埋(ルビ=い)けた→いけた、炭取→炭取り、聴(ルビ=きこ)えない→聞こえない、閉(ルビ=た)てて→たてて、懸け→かけ
20 心持→心持ち、立留って→立ち止まって、留り木→止まり木、硝子越→硝子越し
21 云う→いう、麺麭(ルビ=パン)→パン(「パン」で麺麭と変換できる場合も多いが、麭が難入力文字のため修正した)、人指指→人指し指、廻る→回る、違ない→違いない、或日→ある日、侘(ルビ=わ)びしい→侘しい、云う→いう、受取られる→受け取られる、出て見た→出てみた
22 易え→かえ、水入→水入れ、真中→真ん中、易籠(かえかご)→替え籠、繊(ルビ=ほそ)い→細い
23 囀ずる→囀る、或る時→ある時、硝子越→硝子越し、留り木→止まり木、聞耳→聞き耳、廻って見る→回ってみる
24 水入→水入れ、留り木→止まり木
25 留り木→止まり木、漣(ルビ=さざなみ)→さざなみ、云う→いう、受取った→受け取った、逢って見る→逢ってみる、行末→行く末、行けと云われる→行けと言われる
26 出て見る→出てみる、溜って→溜まって、廻った→回った、横わる→横たわる、真中→真ん中、て見た→てみた、冷きって→冷えきって
27 静に→静かに、俯向(ルビ=うつむ)いて→俯いて、端書(ルビ=はがき)→葉書、と云う→という、睥(ルビ=にら)め→睨め
28 云った→言った、埋る→埋める、云って→言って
文鳥
夏目漱石
------------------
底本:「夏目漱石全集10」ちくま文庫、筑摩書房
1988(昭和63)年7月26日第1刷発行
底本の親本:「筑摩全集類聚版夏目漱石全集」筑摩書房
1971(昭和46)年4月~1972(昭和47)年1月
入力:柴田卓治
校正:大野晋
1999年5月12日公開
2011年3月20日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
------------------
・TypetrekJ 修正点
○「云う」は人物が言葉を発する際には、云→言、伝聞などそれ以外の場合には、云→い、と修正しました
1 云(う)→言(う)、と云う返事→という返事、違→違い、代り→代わり、始めて→初めて
2 聞いて見る→聞いてみる、攫(ルビ=つか)む→つかむ、頬ぺた→頬っぺた、年寄→年寄り、三つ折(ルビ=おれ)→三つ折れ、紙入→紙入れ
3 当る→当たる、透(ルビ=すか)して→透かして、取乱して→取り乱して、暮して→暮らして
4 染(ルビ=つ)けて→つけて
5 真白→真っ白、掛る→掛かる
6 引受ける→引き受ける、一々→いちいち、受合った→受け合った、水入→水入れ
7 叮嚀→丁寧、真中→真ん中、展(ルビ=の)べて→のべて、冷(ひやや)かに→冷ややかに、心持→心持ち、穏か→穏やか、退儀→大儀、八時過→八時過ぎ、葢(ルビ=ふた)→蓋、明海(ルビ=あかるみ)→明るみ
8 真黒→真っ黒、留り木→止まり木、心持→心持ち、真中→真ん中、始めて→初めて
9 廻って→回って、叮嚀→丁寧
10 羽搏→羽ばたき、留り木→止まり木
11 向って→向かって、と云う→という、硝子越→硝子越し、撮(ルビ=つま)んで見る→つまんでみる、留り木→止まり木
12 竪横(ルビ=たてよこ)→縦横、真中→真ん中、落した→落とした、平(ルビ=なら)して→ならして、微(ルビ=かすか)な→微かな、速(ルビ=すみや)か→速やか
13 口尖→口先、惜気(ルビ=おしげ)→惜しげ、分らない→分からない、木枯→木枯らし
14 明る日→明くる日、心持→心持ち、懸け→かけ
15 昔し→昔、廻し→回し、心持→心持ち、笑→笑い、後→後ろ、(帯上については帯上、帯上げの2種類で表記されているが、原文のままとした)、水入→水入れ、苛(ルビ=いた)く→いたく、易(ルビ=か)えて→かえて
16 暮した→暮らした、と云う→という、聞えた→聞こえた、出て見る→出てみる、留り木→止まり木、絶間(ルビ=たえま)なく→絶え間なく、明る朝→明くる朝、心持→心持ち、寝巻→寝巻き、引掛(ルビ=ひっか)けて→引っ掛けて、葢(ルビ=ふた)→蓋
17 と云う→という、やって見たい→やってみたい、出て見る→出てみる、留り木→止まり木、易(ルビ=か)えず→かえず、引込(ルビ=ひっこ)んだ→引っ込んだ、始めて→初めて
18 出て見る→出てみる、易えて→かえて、引込めた→引っ込めた、抛(ルビ=ほう)り→放り
19 相変らず→相変わらず、埋(ルビ=い)けた→いけた、炭取→炭取り、聴(ルビ=きこ)えない→聞こえない、閉(ルビ=た)てて→たてて、懸け→かけ
20 心持→心持ち、立留って→立ち止まって、留り木→止まり木、硝子越→硝子越し
21 云う→いう、麺麭(ルビ=パン)→パン(「パン」で麺麭と変換できる場合も多いが、麭が難入力文字のため修正した)、人指指→人指し指、廻る→回る、違ない→違いない、或日→ある日、侘(ルビ=わ)びしい→侘しい、云う→いう、受取られる→受け取られる、出て見た→出てみた
22 易え→かえ、水入→水入れ、真中→真ん中、易籠(かえかご)→替え籠、繊(ルビ=ほそ)い→細い
23 囀ずる→囀る、或る時→ある時、硝子越→硝子越し、留り木→止まり木、聞耳→聞き耳、廻って見る→回ってみる
24 水入→水入れ、留り木→止まり木
25 留り木→止まり木、漣(ルビ=さざなみ)→さざなみ、云う→いう、受取った→受け取った、逢って見る→逢ってみる、行末→行く末、行けと云われる→行けと言われる
26 出て見る→出てみる、溜って→溜まって、廻った→回った、横わる→横たわる、真中→真ん中、て見た→てみた、冷きって→冷えきって
27 静に→静かに、俯向(ルビ=うつむ)いて→俯いて、端書(ルビ=はがき)→葉書、と云う→という、睥(ルビ=にら)め→睨め
28 云った→言った、埋る→埋める、云って→言って