入力文リスト
<
ポラーノの広場 (宮沢賢治) 110分割入力文の数= 110 <<   2  3  4  5  6   >>

モリーオ市の職員キューストは、人々が集うという伝説のポラーノの広場を探し始める……。作者の生涯を投影した作品とも言われる宮沢賢治代表作の一つ

  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    463
    IA04507 (2025-02-11)

    子どもが「僕らはもっと勉強したい。時間はないけど、勉強できるしかたを考えたい」と発言しました。私は思わず立ちあがって話しました。「諸君、勉強はきっとできる(続く)
  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    450
    IA04508 (2025-02-11)

    (続き)君たちは労働で体は充分に使っているから、今の勢いで一生勉強すればいい。酒・煙草・女・喧嘩などに力を使わず、勉強のために使うのだ(続く)

  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    469
    IA04509 (2025-02-12)

    (続き)そうすれば諸君は本当のポラーノの広場を作れるだろう」と話しました。ファゼーロが皆に冬の間に勉強しよう、と言ったので、私は植物の生理などを教える事にしました
  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    453
    IA04510 (2025-02-12)

    皆は冬に工場で色々造り、夏は畑や野原で食物を作って互いに取り換えようと言って盛り上がりました。私は「千人の天才が集まり、お互い尊敬しながら仕事をしよう」と演説しました

  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    447
    IA04511 (2025-02-13)

    誰かが「ロザーロ姉さんをもらったら」と叫んだので、私はぎくっとし「私はまだ勉強が必要だから仲間にはならない。ぼくは野原の富を三倍にする方法を考えるよ」と言いました
  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    396
    IA04512 (2025-02-13)

    新しいポラーノの広場の開場式を水を飲んですることになり、ファゼーロが水を汲みに行きました。皆は工場の外の芝生に車座に座り、コップを洗い水をつぎました

  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    424
    IA04513 (2025-02-14)

    水を飲みながら冗談を言い合い、ファゼーロがポラーノの広場のうたをうたいました。みんなは手を叩いて笑いました
  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    415
    IA04514 (2025-02-14)

    ミーロもポラーノの広場の歌を歌いました。その後、私たちは古いポラーノの広場にやって来て、そこで別れました

  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    427
    IA04515 (2025-02-15)

    ファゼーロたちは3年後には立派な産業組合を完成させ、ハムと皮類と酢酸とオートミールなどの生産物は各市に出荷されました。その3年後私は仕事の都合でモリーオの市を去りました
  • ファンタジー
    投稿 TypetrekJさん
    文字数
    429
    IA04516 (2025-02-15)

    その後、私は「ポラーノの広場のうた」という歌詞のついた楽譜を受けとりました。それはファゼーロの作ったものだと思われました。
    「ポラーノの広場」(宮沢賢治作) 昭和9年(1934)