ご存じ『小人国』の物語。愚かな戦争や社会制度、傲慢な政治家など、現代社会と寸分変わらぬ小さい人間たちの醜い世界を、もう一度覗いてみませんか
- IA01277 (2020-10-31 評価=3.50)
私が戻らないので、リリパットから私をしばって送り返せという皇帝の手紙を送って来ました。ブレフスキュでは私が近く島を去るのでご安心ください、と返事しました - IA01278 (2020-10-31 評価=3.50)
五百人の職人が帆を作りました。私は太い綱をない合わせ、海で錨になる石を探し、木を伐りオールとマストを造って出発の準備をしました。皇帝に出発の許可を得ました - IA01279 (2020-11-02 評価=4.00)
皇帝は二百スプラグ入りの金袋五十個と陛下の肖像画をくれました。大量の食糧と生きた牛と羊を数頭ずつ国へ持ち帰ることにしましたが、人間は許可されませんでした - IA01280 (2020-11-02 評価=3.50)
1701年9月20日、私は出帆して羅針盤をたよりに無人島に立ち寄ったり、航海を続けました。115キロほど来た海上で帆船を見かけ、大声で呼びかけましたが返事はありません - IA01281 (2020-11-02 評価=3.50)
しかし運よく風が凪ぎ、9月26日に追いついたので、私は牛と羊をポケットに入れて乗り移りました。この船は日本から帰る途中のイギリス商船で、知り合いの乗組員がいました - IA01282 (2020-11-02 評価=4.50)
船長は最初私の話を信じませんでしたが、ポケットの牛や羊を見せると、納得した様子でした。私は金袋を船長に渡し、1702年4月10日にイギリスのダウンスに着きました - IA01283 (2020-11-02 評価=4.00)
家畜を持って帰ることができたので、見世物にしてお金をもうけました。二ヵ月後、また航海に出ることになったので売り払い、『アドベンチュア号』に乗り組みました